2015年1月24日(土)、2月7日(土)、2月27日(土)、3月7日(土)YMCA学院高等学校天王寺センターにて、全4回のクレッシェンドが開催されました。
※ご報告が大変遅くなってしまい、申し訳ございませんでした… !
「クレッシェンド」 とは…?
クレッシェンドとは、通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との対話を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本 の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対し、3ヶ月間で全4回の授業を行います。
※このクラスでは、写真をブログに載せることが難しい状況のため、掲載している写真はすべてイメージ図を使用しています。ご了承ください。
1回目の授業の様子
1回目の授業では、大人たちが今までに「悩んだこと」や「つらかったこと」について高校生に話します。
なかでも
みんなはフツウに出来ることが、自分にはできない、なんて自分はダメなやつなんだと思い、引きこもっていた。
というコンポーザーの話には、共感した高校生が多かったようです。
高校生の感想の一部を、抜粋します。
2回目の授業の様子
2回目の授業では、大人たちが「いま、どんな仕事をしているのか?」「どんな学校生活を送っているのか?」進路選択の悩みなども含めて、高校生に話します。
2回目の授業ということで、高校生それぞれの性格や「趣味」や「やってみたいこと」なども少しずつ、分かって来ました。
毎回、授業のはじめはチーム対抗戦のゲームを用意しており、この日は「シゴトはっけんカルタ」というゲームをしました。
自分から発言して、積極的にゲームに参加する高校生がいる一方で、同じグループの子がカルタを選びやすいよう、配慮する高校生もいました。
前回は緊張気味だった高校生たちですが、それぞれの個性が少しずつ見えてきた回でした。
3回目の授業の様子
3回目の授業では、みんなの「ユメ」を聴き合う、「ユメブレスト」をします。
D×Pでは、「ユメ」の定義を、「ちょっと好きなこと、やってみたいことも、全部ユメである」としています。
「将来こんな仕事に就く ! 」とか、はたまた「世界を変える ! 」といったような、大きな「夢」じゃなくてもOK。
夏休み中にやってみたいこと、今月やりたいこと、そういったこともすべて「ユメ」であると考えています。
「ユメブレスト」の時間には、「否定しない」というただひとつのルールがあります。
「誰にもユメを否定されない」という安心感が、クラス全体を包んだのかお互いに「うん、うん。」と頷きながら聞く様子が印象的でした。
みんなの「ユメ」の一部を、ご紹介します。
4回目の授業の様子
4回目の授業では、今までの授業で感じたお互いの「印象」を伝え合います。
はじめに「ジョハリの窓」というゲームをし、お題にそってお互いの印象を伝え合ったあと、お題のない真っ白なカードに、自由にお互いの印象を書いて渡し合いました。
高校生の感想の一部を抜粋します。
授業に参加したボランティアの声
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