通信制・定時制高校のなかに
つながる場をつくる。

通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。4回の継続した授業のなかで次第に人とのつながりを得て可能性がひろがるように、音楽用語でだんだん強くという意味のクレッシェンドと名付けました。
総合的な学習の時間などの出席に関わる授業の枠組みで行なうことで、サポートを必要とする高校生にも出会いやすくなります。

授業例

  • 第1回プログラム

    はじめまして、こんにちは

    生徒もコンポーザーも“はじめまして”。書いたり、話したりが苦手でも参加しやすいゲームや簡単な自己紹介でお互いのことを知り、一緒に4回の授業を進めてもいいと思える関係性をつくります。
  • 第2回プログラム

    人生いろいろあるんです

    コンポーザーは、過去の経験や自分の考えなど通して生徒と対話します。生徒が「こんな生き方もある・こんな考え方もある」と知り、「大人の人」から少し身近な「○○さん」だと思える関係性をつくります。
  • 第3回プログラム

    いままでとこれから

    「今ハマっていること」「過去、悩んだこと」などのテーマに沿ってグループみんなで話します。生徒がグループの人に「自分のことを話してもいいかも。」と思える関係性をつくります。
  • 第4回プログラム

    みんなでユメブレ

    「ちょっとでもやってみたいこと(=ユメ)」を考えて、画用紙にクレヨンで表現します。画用紙を見せながら自分の考えを話し、受け入れてもらえる環境とクラスメイトを今までより身近に感じられる関係性をつくります。

学年に合わせたプログラム例

2年生・3年生のクレッシェンドは、進路や卒業後を考える機会をつくります。

  • 2年生のプログラム例

    ユキサキマップ

    「どんな生き方をしたいか?」をイメージするため、質問シートに沿って考えていきます。希望する条件や本人が意識している長所・短所、周囲の人から見える生徒の良さ、同じグループのコンポーザーの生き方などさまざまな視点から自分の生き方を考えます。否定せず、一緒にこれからについて考えてくれる人と関わりながら、進路選択のための判断軸をつくることを目的としています。
  • 3年生のプログラム例

    知ってて得するおかねの話/理想のくらし実現シート

    コンポーザー自身の体験談として、失業保険や職業訓練給付金など社会制度について話します。また、自分が希望する生活を送るにはいくら必要なのか?を一緒に考えます。卒業後に対しての不安や悩みを共有し、一緒に考えてくれる人とつながるなかで卒業後の不安が軽減されることを目的にしています。

クレッシェンドの実績

  • プログラム導入実績

    20
    (2012~2020年度まで)
  • プログラム実施実績

    87
    (2016~2020年度まで)
  • 関わった生徒数

    延べ3,216

参加者のエピソード

  • 1年生Aさんの様子

    クレッシェンドがあったから、
    いろんな人と話せるようになった

    クレッシェンドでは初回から、ゲームやYoutube・普段の生活のことなどを話していたAさん。最終日のユメブレでは「友人とこれからも関わっていきたい」と言い、「人とのつながりが大事」と自分の気持ちを話していました。グループのコンポーザーとスタッフ1名としか話していませんでしたが、居場所事業にも訪れるようになり他のスタッフやゲストで来てくださった地域の方とも話すようになりました。
    年度末の居場所事業では、「また来てほしい。クレッシェンドがあったから、いろんな人と話せるようになった」と話していました。
  • 2年生Bさんの様子

    この髪型を許してくれる職場、
    どっかない?紹介してほしい

    クレッシェンド中に「音楽が好き。これからも続けたい」「この髪型がダメなとこでは働きたくない」と話していたBさん。Bさんの話を聞いたコンポーザーは在宅勤務可能な仕事や働き方など、さまざまな選択肢をあげて一緒に考えていました。
    最終回では「この髪型を許してくれる職場で、働く日時も融通が利くところを探してる。学校求人にはなさそうだから、どっかない?紹介してほしい」とコンポーザーに相談していました。学校の先生とも連携を取りながらスタッフも引き続き関わり、進路についてサポートしていきます。

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