「やりたいことから逃げない強さがほしい」クレッシェンド第3回@ECC学園高校京都学習センター

6月28日(土) ECC学園高校京都学習センターにて、第3回クレッシェンドが行われました!

「クレッシェンド」とは…
通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との交流を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対して3ヶ月間で全4回の授業を行います。

前回のクレッシェンドから、1ヶ月。
高校生もおとなたちも、久々の再会にちょっと緊張していたのかな…?
最初は教室がシーンとしていましたが… !

スタッフの持ってきた「ウサギのぬいぐるみ」を使って、コンポーザーさんが場を和ませてくれました*

 

前回までのプログラムでは、高校生に、おとなたちの話を聞いてもらいました。

※1回目の様子→https://www.dreampossibility.com/activity-report/1031/
※2回目の様子→https://www.dreampossibility.com/activity-report/1196/

3回目の今回は「いま興味のあること」や「これからの目標」などについて高校生も一緒にお話します。

 

まずは、フィンガーファイトというゲームで緊張を和らげます。
※スタッフも必死になりすぎて、写真を撮ることをすっかり忘れていました…笑

「フィンガーファイト」とは…
0~5の数字でジャンケンをし、指の数を合計します。
合計された数字によって挑戦するゲームが異なり、ゲームをクリアすると、点数ゲットできるというルールです!

例えばAさんが2、Bさんが3、Cさんが5、Dさんが1を出したら・・・
合計は11なので一の位の数字をとって1番のゲームに挑戦です!

 

このゲームの中には、「違うチームの誰かにインタビューをしてくる」というものもあります。

あるチームの高校生が、別のチームのおとなに、
「彼女はいますか?」「好きなタイプはどんな人ですか?」などとかなりプライベートな質問をぶつけたりして、意外な一面を知ることもしばしば… !

 

また、チーム対抗戦の「インディアン・ポーカー」は、とても白熱した戦いになりました !

「インディアン・ポーカー」とは…
 (1) チームの代表者が1人、裏になっていて数字が見えないトランプのカードをひきます。
 (2) カードの数字を自分と、自分のチームの人は見ないまま、相手チームの人たちには見えるようにして、自分の額の上に載せます。
 (3) 自分チームのカードの数字はわからない、相手チームの数字は分かるという状況になります。
 (4) 自分チームが相手チームより弱そうだな…と思ったら、カードを1度だけ変更できます。相手に変えさせることを促したりもします。
 (5) 最後に、どのチームも自分たちのカードを見せ合います。数字が高いチームが勝利です !

とにかく「騙し合い」が面白い、このゲーム。
強いカードを持っているチームに対して「◯◯くんのカード、弱すぎるから変えたほうが良いよ ! 」と言ってみたり、「うちのチームはどうなん?」と、相手チームにあえて、聞いてみたり…。

とても盛り上がりました ! 今回も優勝チームには、景品が渡されました !

 

「フィンガーファイト」の後は、1人ひとり「ユメ」を描いてもらいました。

「将来の夢」だけが、ユメではないと私たちは考えています。
「高校生活中にやってみたいこと」はたまた「今月達成したいこと」なども、立派なユメです。

描いた絵は、その後の「ユメブレスト」で使います。

高校生は、「憧れの先生のようになりたい ! 」「たくさん旅をしたい ! 」など、
溢れる想いを絵や文字で表現してくれました。

下書きをしてから丁寧に描く人、大胆にクレヨンで描き始める人…それぞれの個性溢れる素敵な絵が、完成しました !

 

そして、「ユメブレスト」の時間。
描いた絵や言葉について説明する形で、1人ひとり自分のユメを語ってくれました。

 

編みぐるみを作るのが好きで、今度はこのキャラクターの編みぐるみを作りたい。

 

ストリートバスケがしたい。

 

仲間とお弁当を持って自然の中に行って、ピクニックがしたい。

 

1人1人のユメを、みんな「うん、うん」と頷きながら、聞いていました。

他の人の絵を見ながら、さらに質問をする高校生もいて、質問された人は、嬉しそうに答えていました。

 

中には、「ユメはあるけれど、それを絵や言葉で表現するのが難しい」とその場ではユメを話せなかった高校生もいましたが、後からそっとコンポーザーの1人に「実はね…」と自分のユメを教えてくれました。

 

人前で自分の「ユメ」について語る機会は、そう多くないと思いますし、おとなだってとても緊張することです。

「あんまりうまく話せなかったー」と話してくれる高校生もいましたが、みんなの想っていることを、一言でも二言でも聞けて、私はとても嬉しかったです。

 

最後に、今日の学びを「学びシート」にまとめます。

みんなの「ユメ」を聞いて思ったことを、高校生がたくさん教えてくれたので、
その一部を紹介します。

いろんなことをやってみて、挑戦して、自分のできることを増やしたい。

 

小さなユメでも、ユメはユメだし、叶えていければいいなと思った。

 

 

ユメが変わっても、もちろん良い。だけど、今日話してくれた1人1人のユメが、叶ったらいいな。
そんなことを思いながら、午前クラスの生徒を見送りました。

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15時からは、午後のクラスがはじまりました !

前回は欠席した高校生も来てくれて、なんと全員が揃いました★

午後も、「フィンガーファイト」からスタートです !

「この国どこでしょう」というゲームでは、チームの1人が国名が書いてある紙を裏にして持ち、
その国の首都や、有名な食べ物を周りの人に聞いて、その国名を当てます。

また、「パスタタワー」をすることになったチームは、パスタとテープを使い、より高いタワーを目指して、戦略を立てます… !

 

フィンガーファイトのあとは、「ユメお絵描き」の時間です。

楽しそうに笑い合いながら、1人1人、想いを絵にや文字で表していました。

「自分は絵が下手だし、描きたくない」という高校生も中にはいますが、上手・下手は、この場では関係ありません。

「否定しない」ということを、全員が大切にしている、クレッシェンド。

「この場では、何を描いても、どんな話を話しても、絶対誰も否定しない」

このことを、心の底から信じてもらいたい。そんな想いでスタッフは何度も「何を描いても大丈夫だよ ! 」と伝えます。

 

お絵描きのあとは、円になって、描いた絵を紹介してもらいました !

 

幸せになりたい!

 

人をはげませるような写真を撮りたい。

 

やりたいことから逃げない強さがほしい。

 

高校生もおとなも一緒になって、1人ひとり素直な想いを話してくれました。

また、今まで「自分のやりたいことは全部18歳以上にならないと出来ない」と話していた高校生が、

資格は18歳にならないと取れないけれど、犬を連れて、牧場で牛の世話しながら暮らしたい。

 

と話してくれました!

 

絵の紹介が終わった後は、「学びシート」を記入しつつ、近くの人たちと色んな話で盛り上がりました。

 

他の人の話をきいて、高校生はこんなことを書いてくれました。

楽しむこと、幸せになることを、少しでも好きになりたいと思った。

 

いっぱいアホなことをしたい、と思っていたことを忘れていたけど、思い出せてよかった。

 

1人で悶々と考えるのではなく、みんなで共有することで、1人のユメがたくさんの人のユメになるんだな…と、改めて感じました。

 

次のクレッシェンドは、いよいよ最終回。

最後まで、「否定しない」という姿勢を、全員が大切にできたらいいなと思います。

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