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「友達みたいな先生になれたら」高校生と関わる中で“なりたい教師像”が浮かび上がった

漠然と「教師になりたい」っていうのが夢だった。

授業をしっかり出来るような先生になりたかった。でも、学校の先生って実際は授業だけじゃなくて、ホームルームの時間や担任として生徒と関わる時間もある。そんな時に、どう生徒と関わったらいいんだろう?

そう話すのは認定NPO法人D×P(ディーピー)で、インターン生として活動(当時)するむらちゃん。活動のなかで感じることをきいてみました。

D×Pスタッフ:D×Pでインターンをはじめたのはどうして?

むらちゃん:「学校の先生になると、多くの人が全日制に配属されるんです。だから定時制高校や通信制高校のことを全く知らなくて。それでどんなのかなって。とりあえず説明会に行ってみて、定時制生徒をとりまく環境を聞いて、衝撃でした。人との関わりを持ちづらい生徒がいたり、中退してしまったり、想像していたよりも過酷で。それに教育現場に関わる事は自分にプラスになるとも思いました。

D×Pスタッフ:実際高校生と関わるなかでどんな時にやりがいを感じた?

むらちゃん:喋ってくれへんかった生徒が、名前覚えてくれるだけでも嬉しいです。名前覚えて呼んでくれたり、終わった時に「バイバーイ」って手振ってくれたり、反応が返ってきたときかな。変化が見られたりとか。そういうのを見てるとすごく感動して。また次もやりたいなっていう風になります。

D×Pスタッフ:将来どんな先生になりたい?

むらちゃん:なんでも話せる、なめられてもいいから友達みたいな存在の先生になれたらいいなって。D×Pの授業『クレッシェンド』で生徒と関わりながら、先生になりたい理由をもう一度考えました。
  
今まで、ざっくりと教師になりたいっていうのが夢で、授業をしっかり出来るような先生になりたかったんです。でも、実際はホームルームとか担任として生徒と関わる時間もあったりするわけで。そのなかで、どう生徒と関われるかなって考えたら、今はスキルも経験も全然ないなって気づきました。

クレッシェンドとは? 
通信・定時制高校で行なっているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。4回の継続した授業のなかで次第に人とのつながりを得て可能性が拡がるように、音楽用語でだんだん強くという意味のクレッシェンドと名付けています。

むらちゃん:私は、中学の頃にクラスの子とトラブルがあって。先生に相談しようにも、それがバレたらまた何かされるかもと思うと言えなくて。学生は、1日のほぼ半分を先生と過ごしているのに、先生に相談できないのは苦しいし。先生も、あとからその事実を知るのは辛いと思います。
  
だから、生徒から「ただ勉強を教えてくれる人」とかじゃなく「些細なことでも話ができる人」って思ってもらえたら嬉しいなぁ。そのためにも、クレッシェンドの中で現場力を身に付けたい。


DxPでインターンをする中で、自分がなりたい先生の形がぼんやりと浮かび上がってきたようです。“勉強を教えてくれる大人の人”よりも“勉強も教えてくてる友達みたいな存在”。そう語ってくれたむらちゃんの笑顔が印象的でした。

D×Pのインターンは、通信制高校や定時制高校で、人とつながるプログラム『クレッシェンド』を運営し、一人ひとりの高校生と関わるシゴトです。

実際の学校現場で、さまざまな高校生と関わる経験は教師を目指す人にも、まだ迷っている人にも「こういう生徒に向けた取り組みをしてみたい!」「先生以外にも、こんなシゴトが考えられるかも!」 という気づきやヒントをもたらすかも、しれません。

いままでには、むらちゃんのように「どんな先生になりたいのか」や「具体的に何をやりたいのか」を考え、捉え直す機会になったと話すインターン生もいました。高校生一人ひとりのことを考えて考えてプログラムをつくっていった経験は、きっとあなたの「これから」に活きる、大きな一歩になると思います。

10代をひとりにしない。D×Pで、ともに働きませんか?

D×P(ディーピー)は、10代の孤立を防ぐNPOです。

「10代の孤立」は、不登校・中退・家庭内不和・経済的困難・いじめ・虐待・進路未定・無業などによって、
いくつかの安心できる場や所属先を失ったときに起こります。

D×Pは、定時制高校での活動とオンラインでの活動を掛け合わせ、10代とつながります。日常的な雑談から、生徒の困りごとを拾いサポートにつなげる学校での取り組みと全国から気軽に相談できるLINE相談で10代の孤立を防ぎます。

ひとりひとりの若者が、どんな境遇にあったとしても、
つながりが得られる状態をつくる。これがD×Pの取り組みです。

ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会をともにつくりませんか?

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