D×Pタイムズ
D×Pと社会を『かけ合わせる』ニュース
D×P×スタッフ

【2022年12月のD×Pまとめ】「毎月食糧が来ると思うだけで少し心が安定するようになりました」”ごはん”を届けた大学生からのメッセージ

トップの写真は、試験的に実施中の街中アウトリーチ事業の様子です。寒さが厳しい季節になってきました。現場ではブランケットやカイロ、温かい飲み物を用意していますが、若者たちがもっと快適に過ごせるように効果的な暖をとる方法を模索中です。

12月の活動のまとめをご覧ください!

もくじ

・街中アウトリーチの活動 クリスマスのプレゼントを渡しました!
・学校現場での活動 クリスマス企画
・ユキサキチャットの活動
・相談者さんからのメッセージ
・株式会社SAKURUG様よりご寄付をいただきました

街中アウトリーチの活動

試験的に実施中の街中アウトリーチ事業ではクリスマスシーズンということで、テントの飾り付けを行ない、お菓子を用意しました。若者たちが季節感を感じられれば良いなという思いを込めています。

また、今年はテントの中では相談し辛いことがある若者に、個別でメッセージのやり取りを始めたり、若者が抱く妊娠や性病等の不安に対して病院と連携しました。まだまだ課題はたくさんあれど、ひとりひとりの声を聴いて試行錯誤しながら事業を形にすることができました。来年も活動を続け、より事業をブラッシュアップしていきます!

【大阪市中央区役所「地域福祉ビジョン2023~2025」に街中アウトリーチ事業が掲載されました】

大阪市中央区では、「中央区地域福祉ビジョン」を策定し、誰もが安心して暮らしていけるまちの実現をめざして、互いに支えあい、参加・協働しながら取組を進めています。
地域福祉ビジョン2023~2025」にて街中アウトリーチ事業をご紹介いただきました。まだ試験的な事業ですが、出会った若者をサポートし、継続して運営できるように資金を集めつつ活動していきたいと思います。
(※今後、内容が変更される可能性もあります。)

学校現場での活動

【クリスマスの企画を実施!】

居場所事業ではクリスマスシーズンに合わせた企画を行ないました。生徒が作ったイルミネーション看板が登場!キラキラと綺麗で目立ちます。

生徒とクリスマスリースを作りました。こちらは毛糸を全体に使うのではなく一部にだけ使ってみたいとのことで、生徒のセンスあふれる作品となっております!スノードームも生徒と作りました。今年のクリスマスは何をして過ごすか、毎年どんなことしてるのかなど話しながら作成しました。

年内最後の居場所事業で生徒からお手紙をもらいました。来年も生徒たちと関わることができるのを楽しみにしています。

D×Pの居場所事業とは?
定時制高校のなかに安心できる居心地の良い空間をつくる活動です。コンポーザー(D×Pのボランティア)、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。始業前や放課後に生徒は訪れ、自由に過ごすことができます。一部の学校では地域の飲食店のおむすびやパン、お弁当を無料で提供。ご飯を食べずに学校に来る生徒もいるため、来室のきっかけにもなっています。

ユキサキチャットの活動

12月22日までのユキサキチャットの実績を報告します!登録者数10,000人も目前です。

写真は札幌すすきので放映されていた様子です。

相談者さんからのメッセージ

今月もたくさん相談者さんからのメッセージが届きました。一部を紹介します。

(※掲載にはご本人の許可をいただいております。)

相談者さんの次の1歩や置かれている状況が改善した報告が届くのは嬉しい瞬間です。

食糧寄贈のお願い

[サッカーの稲葉選手から今月は30kgのお米をいただきました]

稲葉選手とは1ヶ月走った距離分のお米をご寄付いただくパートナーシップを結んでいます。今月いただいた30kgのお米は早速若者たちに届けました!

D×Pの事務所1階は、食糧倉庫と配送センターになっています。食糧支援の発送数も増えているため、来年に新しく事務所のスペースを確保できるよう動いています。

また、食糧支援の1箱単位の価格が上昇しています。食糧、日用品、配送料も上がっていますので、引き続きAmazonのほしいものリストからも寄贈を受け付けております!

前日SNSで投稿したところ、たくさんのお米や食品を寄贈していただきました。

本当にありがとうございます!まだまだ受け付けております!

D×Pの食糧支援とは?
親に頼れず困窮する25歳までの人に約30食をすぐに届けます。届ける食品は、パスタやパスタソース、レトルトのカレー、缶詰、お米など。食糧支援を実施する相談者の多くは日用品も我慢していることが多いため、マスクや生理用品、ボディーソープなど必要なものがないかを選択式のフォームで尋ね、回答があったものを一緒にお届けします
ユキサキチャットでやりとりを続け、食糧を届けながら生活の安定までを並走します。

【Amazonのほしいものリストから食糧を寄贈する】

株式会社SAKURUG様よりご寄付をいただきました

このたび​DEIを推進する採用マッチングプラットフォーム『Sangoport(以下、サンゴポート)』を運営する、
株式会社SAKURUG様よりご寄付をいただきました。

いただいたご寄付をもとに、一緒に孤立する10代に必要な支援を届けていきます。

皆さんの未来への願いをサクラグはD×Pに託します。

サクラグとして若者支援に取り組んでいた中でD×Pの活動を知り、もともと個人としてもサポーターをしておりました。
今井さんと対談イベント等ご一緒させていただく中で、NPOと民間企業が互いに力を持ち寄ることでより多角的な支援に繋げられることを確信し、このたび法人として寄付させていただきました。
皆さんの未来への願いを、サクラグはD×Pに託します。
株式会社SAKURUG 代表取締役 遠藤洋之 様

Share

Top