「対話を通して、知らなかった自分に出会う」クレッシェンド第3回@ECC学園高校京都学習センター

2014年11月22日(土) ECC学園高校京都学習センターにて、第3回クレッシェンドが行われました!

「クレッシェンド」とは…
通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との交流を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対して3ヶ月間で全4回の授業を行います。

これまでの授業の様子
・ 1回目の授業はこちら
・ 2回目の授業はこちら

 

ECC京都センターでのクレッシェンドも、いよいよ3回目となりました。

今回は体調不良で欠席の生徒が多く、普段よりも少ない生徒6人でのプログラム実施。少し寂しい雰囲気で、授業が始まりました。

冬にさしかかり風邪も流行する時期です。授業を欠席した生徒をどうフォローアップするかも、課題だなと感じます。

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早く教室に着いた生徒は、コンポーザーと共通のテーマでゆったり話していました。
本を読むことが好きな生徒に、コンポーザーが「京都国際まんがミュージアム」の紹介をする場面も。

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今日の授業のテーマは「みんなでユメブレ!」。

名前の通り、自分の「ユメ」を全員の前で発表します!しかし、「夢」といっても、「宇宙飛行士になりたい」とか、「大学の教授になりたい」とか、大きな将来の夢じゃなくてもOK!

どこかに旅行に行きたいとか、こんなもの買いたいとか、そんなちょっとしたやってみたいことも、D×Pでは「ユメ」と呼んでいます。

 

ユメブレをするまえに、まずは「フィンガーファイト」というゲームをしました。
「フィンガーファイトとは?」を話すとちょっと長くなってしまうのですが、要はチーム戦でさまざまなゲームに取り組んで得点を競い合うものです。(詳細が気になる方は、以下注釈をご参照ください♪)

「フィンガーファイト」とは…?
0~5の数字でジャンケンをし、指の数を合計します。合計された数字によって挑戦するゲームが異なり、
ゲームをクリアすると、点数ゲット!0~9点の間で、様々なゲームが用意されています。合計得点が一番高いチームが勝ち。というゲームです。
例えばAさんが1、Bさんが6、Cさんが7、出した場合、合計14の下一桁を取って、4番のゲームにチャレンジ!というもの。

ゲームは、「パスタタワーをつくる」「突撃インタビュー」「インディアンポーカー」など、様々なゲームが用意されています。

様々なゲームのうち、「パスタタワーを作る」というゲームがあります。

市販されている、あのパスタ使ってタワーを作り、高さが20cm以上になれば点数獲得!というもの。早速、あるグループがパスタタワーを作ることに。

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「こういうふうに立てればいいんじゃない?」
「いやこの方が絶対いいって!」
「早くテープ切って!」
なんて言いながら、グループ内で一緒に組み立てていきます。

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「インディアンポーカー」というゲームもあります。

このゲームではトランプを使用します。まず、数ある中から一枚引いて・・・

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額の上へ!20141122_020239964_iOS

インディアンポーカーはチーム対抗のゲームで、各チームの代表1名が前に出て座り、トランプを一枚引きます。その際、自分が手にとったカードを見てはいけません。

相手チームに見えるよう額まで持って行くと、自分の数字だけ把握できず、他のチームのカードを全て見えている、という状態になります。

チームの中で一番数字の高いチームが勝ちとなり、一度だけ手持ちのカードを変更することができます。その際、相手のカードの変更を促したり、留めさせたりすることができます。

ちなみに、同じチームの人は全員自分チームのカードを見ることができません。

ひとことで言えば、「いかにして相手を出し抜くか!?」がキモとなる騙し合いのゲームです!

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敵チームに「カード、変えた方がいいんじゃない?ちょっとやばいんじゃないかな?」と言ってみたり、低いチームに「強いなー、厳しいかもなー・・・」なんて言って、変更を促してみる。

お互い騙し合いを展開しながら、「これはいけるぞ!」と自信有りげにカードを裏返したら、すごく低い数字だった、なんてこともあります。

生徒からの要望により、第二回戦まですることに。笑

 

このゲームでは、クラス全体がひとつになったような感じを受けました。ワクワク感や一体感をみんなが感じているような印象でした。

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ゲームが終わった後は、「ユメお絵かき」というプログラムを行いました。

自分のちょっとでもやってみたいことを話す「ユメブレ」をする前に、まずは画用紙に、自分の「ちょっとでもやってみたいこと=ユメ」をクレヨンやペンで描く時間です。

絵が苦手な子は、文字でも大丈夫。自由に真っ白な画用紙にペンを走らせていきます

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「俺、夢なんてないねん」という生徒に対し、
「えー?あの時好きなことあるって言ってなかった?」とコンポーザーが声をかけます。

「とりあえずいろいろ思いつくことを挙げてみたら? 」と言うと、隣にいる生徒も交じりながら、「それって好きなことじゃない?」「これもあるやん!」と対話しながら、その生徒なりの【やってみたいこと】が1つひとつ挙がっていきます。

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一方、最初から「○○な人生にしたいねん!」と言っていた高校生もいました。
しかしその後、コンポーザーと話したり、同じグループの生徒に「何でそう思ったの?」と質問をされたりするなかで、改めて自分のやりたいことを再考して、新たな気づきを得ていた高校生もいました。

 

別のグループでは、最初はそれぞれ集中して黙々と画用紙にユメを描いていましたが、みんなが描き終えると、それぞれの描いたものを見ながら会話が生まれてきました。

会話を通じて新しい気付きを得たのか、画用紙の空いたスペースに新たに絵を追加して書く姿もありました。

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オトナも真剣に画用紙にユメを描いていきます・・・!

画用紙にユメを描き終えたら、みんなで一つの輪になって順に発表していきます!

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自由に生きたい、周りに流されたくない。

 

様々な知識と、広い視野を持ちたい。

 

自分の好きなことを学ぶために、大学へ行きたい。

 

他の生徒の発表を笑顔で聞く姿や、相槌をうちながら聞く姿がありました。クラス全体が、一人ひとりを受け入れているような空間でした。

普段、自分の想いを人前で真正面から語ることはあまりないと思うので、参加した高校生は、とても緊張したのではないかと思います。でも、発表後はみんな清々しさを感じているような顔つきでした。

最後に、コンポーザーとスタッフで振り返りを行って、終了しました。

いよいよ、次で最終回です。どんな授業になっていくでしょうか。

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