ちいさな写真展をつくろう。 -D×P写真部活動記録 vol.3

通信制高校に通う高校生が横のつながりを創り、
1つの居場所として機能するコミュニティとなることを目指して

NPO法人D×P(ディーピー)では、2014年度から
通信制高校生のための部活動プロジェクトをスタートさせました。
部活動プロジェクト第一弾は「D×P写真部」!

※1回目の写真部の様子はこちら
※2回目の写真部の様子はこちら

2014年10月11日(土)、3回目の「D×P写真部」の活動を行いました。

今回で3回目となった写真部プロジェクト。
第3回目の企画テーマは、「小さな写真展をつくろう。」

このテーマは、卒業生の発案で始まりました。
その卒業生は、2013年にD×Pを通じて写真展を開催しました。
「ただ写真を撮ること」と、
「写真展に展示するための写真を撮ること」
は大きく異なります。

写真展のような評価の場にさらされることは、怖くもあり、辛くもある。
でも、写真展に出展して色んな人の意見をもらったことで、
色んな人の価値観を知り、挑戦する機会になった。
「自分にとって、意味のある経験だった」と卒業生が語ってくれました。

写真部で、そんな「写真展」に似た挑戦の機会を作れないか。
第三回の写真部のテーマである「小さな写真展をつくろう。」には
そんな思いが込められていました。

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今回は大阪城公園に集まりました!

まずはそれぞれ、簡単な自己紹介から。
今回は、スタッフ含め10人が参加することになりました!
初めて参加してくれた高校生2人の姿もありました♪

最初からすぐに打ち解け、お互いに自己紹介をしていきます。
新しく来てくれた高校生も、たくさん話をしてくれました。
自己紹介が済んだところで、撮影スタート!

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大阪城公園は観光客で賑わっていたり、家族連れがいたりと、様々な人が集まる場です。
今回は、公園内で別々に行動することになりました。
思い思いに、写真撮影をしていきます。

それぞれ自分の好きなポイントで、好きなものを撮影しながら。

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公園を回りながら撮影してみたり、時には腰を落ち着けて、撮ってみる。
普段見逃してしまう光景も、写真を撮影しようと近づくと、全く違った光景が飛び込んでくることもあります。

ちょっと歩き疲れたら、休憩しておしゃべりも♪

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D×P写真部は、写真を撮影して回るだけでなく、
年齡・学校の違う参加者同士で対話します。
そのなかで様々な価値観を知る人もいれば、
なかには今後の進路について先輩に相談する人もいました。

大阪城公園には、本当に色んな人がいました。
ジャグリングの遊び方について教えてくれたおじさんや、
鷲(ワシ)を肩に乗せているおじさんも(!)

今回初参加の高校生の1人は、そういった面白い人達に積極的に声をかけていました。
そうやって、色んな価値観を知っていきます。

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(凛々しい鷲の写真も!)

各々で好きな写真を撮影してからは、事務所に帰り、
今日のメインである「ワークショップ」を行いました。

今回のテーマは、「小さな写真展をつくろう」。

これまで、写真部は通信制高校生の1つの居場所として、
また写真を好きになる機会として、活動してきました。

今回は、ただ居場所となるだけでなく高校生が少しでも“挑戦”できる場になればいいんじゃないか。
撮影した写真をそのままにしておくより、自分でストーリーを付けて、色んな人の写真を見て、
コメントもしてみたら、もっと面白くなるんじゃないか。
そうやって、少しでもお互いの考えていることを知ったり、
他の人に自分の撮影した写真の魅力を伝える機会になれば、高校生にとって、意味のある経験になるのではないか。。
そういった思いで開催しました。

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卒業生が司会となって、「写真にストーリーをつける」というワークショップを行いました。
以下の流れで進めていきました。

1.各自写真1枚を選び、印刷する
2.写真に対して言葉、ストーリーを考える
3.グループになり、他の人の写真に対して思ったことや感じたことをおしゃべりしてみる
4.もう一度自分の写真と向き合う時間を取る。あらためて言葉やストーリーが浮かべば書いてもOK!
5.小さな写真展を開く

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まずは自分で撮った写真を現像して、
どんな写真を撮ったのか、どんな思いで撮影したのか。
あらためて、自分と写真とで向き合ってみる時間をつくりました。

自分で撮影した写真に詩をつけてみたり、言葉をつけてみたり。

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自分で魅力的だと思う写真を選ぶことができたら、
その写真にまつわる自分のストーリーを考え、みんなに伝えます。
伝え終えたら、みんなから写真に対する感想をもらいます。

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写真1枚でも、人によって捉え方が全く異なります。
それぞれの視点からの多様なフィードバックを受け取って、
高校生は、何を感じてくれたかはわからないけれど、
あたたかい空気のなか、第三回の活動を終えました。


 

活動を終えたあと、
Twitterで「楽しかった」とツイートしていた高校生や
卒業生スタッフにLINEで「楽しかった!」と
すぐにメッセージをくれた高校生もいたそうです。

前回の第2回の写真部の活動では、
自ら話しかけることは難しい高校生もいたのですが、
今回は、夏休みに何をしたかを伝えてくれたり、
撮った写真をすぐに見せてくれたりと、
ちょっとした変化も見ることができました。
(写真部を少しでも「居場所」と思ってくれたかな?!)

スタッフの反省会では、高校生がもっとお互いの言葉を伝えやすいよう、
グループのつくり方や、机・椅子の配置を工夫したら良いなどの意見が出て、
次回の写真部に向けての改善案もやりとりされました。

写真部は、高校生にとって、安心できる「居場所」でもあり、

ちょっとした「挑戦」もできる場でありたいと思います。
写真部での経験が積もり積もっていきますように。

みんな、参加してくれてありがとう!

次回の写真部は、2014年12月11日開催予定です。

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