「こんなに良い環境の職場、ドラマの中だけだと思っていた」放課後等デイサービスで子どもたちと交流

2019年12月11日(水)、兵庫県内の定時制高校に通う高校3年生、Oさんと株式会社メディケア・リハビリ PARC(パルク)にしのみや様にライブツアーに行きました!

ライブツアーは、高校生一人ひとりの希望や状態に合わせて「働く具体的なイメージをもてる機会」として、パートナー企業の方々と一緒につくる職場体験やインターンシップ企画です。

Oさんのライブツアー内容

訪問先:株式会社メディケア・リハビリ PARC(パルク)にしのみや
事業内容:児童発達支援事業・放課後等デイサービス
実施内容:施設紹介、施設利用者と交流、事業説明、質疑応答

「ちょっと緊張している」

ツアーを前に、少し緊張していると話していたOさん。訪問先の職員の方には半年前にもD×Pを通じて会っていることもあり、「職員の方に、会えるのを楽しみにしている」とも言っていました。

訪問先に到着すると、施設の紹介と簡単な活動の説明を聞きました。話を聞いた後は、利用者の子どもたちと交流しました。

 

両手に風船を持った女の子が、Oさんに「はい」と風船を手渡しに来てくれました。Oさんは、その風船で一緒に遊び子どもとの距離を縮めていきました。木製のおもちゃを渡したり木琴を叩いて音を出したり、子どもたちと一緒に遊びました。

子どもたちが帰るときは、「バイバイ!」と、笑顔で手を振って見送りました。

 

「はたらく上で大切にしていることを教えてください。」

交流を終えて一息ついた後、職員の方々から施設の取り組みの説明を聞いたり、Oさんから質問をしたりしました。

施設の紹介では、子ども一人ひとりとの関わりを大切にするために職員1名に対し子ども1名の少人数制であることや、保護者の方が子どもの姿を客観的にとらえて家庭での新たな子育てのヒントを得られるよう、保護者同伴での療育を行っている特徴があるというお話を聞きました。

また、施設にはひとつひとつ細かな工夫が込められているおもちゃや設備が置かれていました。

それらを使って遊んでいる子どもたちは、どんな興味や発育段階であるのか、おもちゃはどの身体の機能を育むために作られているかなど、職員の方から話を聞いていました。

Oさんからの質問では、「はたらく上で大切にしていること」を職員の方に質問をしました。

職員の方からは、「保育士、言語聴覚士、理学療法士など、それぞれの職員が持っている専門性を活かしながら、ひとりの子どもに複数の視点を持ってどんな関わりが出来るか突き詰めていくことを大切にしています。」とのこと。

その言葉を聞いたOさんは、「子どもたちの行動や反応を、保護者の方が理解できるよう解説していた姿が、かっこよかった。大学への進学が決まっているので、専門性を身につけていけるよう勉強頑張りたい」と話していました。

また、「子どもたちとの方と関わり方で気をつけていること」を質問には、「学校などの教育現場ではないので、何か指導するのではなく、自主性を大切にしている。例えば、子どもたちが施設に来て何をやるかは決めていない。特定の遊び道具を使ってもらいたいという葛藤もありますが、その日その日に利用者の方が興味を持ったもので出来ることを考えて接しています。」という話をきき、Oさんは、「たくさん準備をされると思いますが、その一部しか出来ない大変さもあるのですね」と話していました。

「こんなに良い環境の職場、ドラマの中だけだと思っていた」

見学終了後、Oさんが話していた言葉です。子どもたちが帰った後、子どもたちの今日の様子について振り返りをしている職員の方々の姿がありました。専門性を持った職員がそれぞれの立場から意見を発言する様子を見る中で「ドラマみたいだ」と感じたそうです。

Oさんは今回の体験を踏まえ、「将来、就職先を選ぶときには、自分の意見を伝えられる人間関係を作ることができ、専門性を磨けるような職場を選びたい。」と話していました。

-PARC(パルク)にしのみや様にも話を聞いてみました!

施設長 亀澤様:「Oさんが利用者の子どもたちと接する姿や、職員に質問する様子を見て、こんな素敵な高校生がいるなんてと一同大絶賛でした。『子どもたちのあたたかい居場所を作ろうと努力されているのが分かりました。』と施設の感想をいただけたことは、明日への希望になります。ひとりでも多くの子ども達に、社会は希望に満ち溢れているのだとイメージしてもらえるように、これからも仕事をしていきたいと思います。」


高校生の受け入れをしてくださった、株式会社メディケア・リハビリ PARC(パルク)にしのみや様、当日引率をしてくださった先生、関係者のみなさまありがとうございました。

D×P(ディーピー)は、通信制・定時制高校に通う10代に「つながる場」と「いきるシゴト」を届けるNPOです。定期的にD×Pスタッフが高校へ出向き、授業や校内居場所事業で高校生一人ひとりと関わっています。そして、高校生の好きなことや興味・得意なことなどをきっかけに仕事体験につなぎ、進路を考えるきっかけやまだ見ぬ世界と出会う機会をつくっています。

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