2025年度活動報告書

2025年度活動計算書(2025年4月〜2026年3月)

活動計算書のハイライト版を公開します。

①受取寄附金
大きな額のご寄付を頂戴したため、昨年度比約1億円の増収となりました。約1.2億円が定期的なご寄付です。月額寄付サポーターは3,762人となり多くの皆様に支えていただきました。

②受取助成金
昨年度からやや減少しました。助成金は特定の使途やテーマに沿って活用させていただく貴重な財源です。一方、複数年にわたってD×Pの活動全体を支えてくださっているのが、定期的なご寄付です。

③事業収益/その他収益
「事業収益」は主に講演料、「その他収益」はAmazonビジネス利用時の値引分などを計上しています。

④給料手当/法定福利費
皆様からいただくご寄付の多くが人件費に充てられています。一方、2025年度は退職や賞与の減額もあり、昨年比で約500万円下がりました。相談者数、利用者数は増えているため、現スタッフは困難な局面に耐えてくれました。若者からの複雑性の高い相談を多数受け取り、幅広い専門性と業務遂行能力が求められるスタッフがバーンアウトせず持続可能に働くことができるよう、今後も待遇改善と増員を進めます。

⑤賃借料
大阪ミナミの繁華街にあるユースセンターの賃借料が大部分を占めています。

⑥業務委託料
ユキサキチャットやユースセンターのスタッフの一部は、業務委託契約で現場運営をしています。
調査提言や広報、AIチャットボットの運用等も委託により運営しています。

⑦広告宣伝費
今年度上期は財政の健全化のため広告宣伝費を下げる判断を行いました。しかし発信にかかる費用を下げることは長期的なマイナスの影響があるため次年度は上げる方向です。

⑧支払手数料
生成AI使用料、利用者/相談者管理システムや寄付受け取りのための利用料、現金給付実施による振込手数料も含まれます。

⑨給付支援費
若者に送る食糧や日用品、家賃等生活費のための給付、ユースセンターで提供した食事代などが「給付支援費」にあたります。うち現金給付は昨年比約718万円減少しましたが、これは支援の縮小ではなく、今後自立して生活する方法を若者と一緒に考え、公・民問わず各種制度も活用しながら伴走した結果です。

⑩給料手当/法定福利費(管理費)
管理部門スタッフの育休や退職があり、業務委託によってカバーする体制としたため人件費が下がっています。3億円規模の組織を支える人員数としては不足しているため、次年度は増員を目指します。

⑪その他(管理費)
うち業務委託料約639万円、支払手数料約397万円、支払報酬料約164万円などが主な支出です。今年度の管理費率は10%と、低い水準になりました。D×Pでは、管理費は不正を防止し安全に運営するために必要不可欠なコストと考え、引き続き必要経費を支出する方針です。

⑫次期繰越正味財産額
約4,600万円を次年度に繰り越しました。2024年度は物価高の影響によって赤字となりましたが、今年度は寄付額の伸びと経費縮小により大きく回復できました。一方、2026年度はイラン情勢長期化による物価高が若者の生活に影を落とすことを強く懸念しています。そのため次年度は、支援をより拡張できる体制をつくります。具体的には繰り越した資金を1倉庫移転による食糧発送数のキャパシティ向上、2スタッフの増員や待遇改善に充て、増加するニーズに対応できるよう体制を強化・拡充する見込みです。

※すべての勘定科目別に表記されている活動計算書(P/L)、貸借対照表、財産目録、そして監査報告書は財務諸表のページにて開示しております。合わせてご覧くださいませ。

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