このたび、ユース世代の支援を行う「認定NPO法人D×P(ディーピー)」では、
10代・20代のためのお話AI相談「ミット」をはじめました!
D×Pでは、2024年10月から試験版として、LINEで話せるAI相談「AIのユキサキさん」をスタートしていました。
約半年で250名以上の方に使っていただきました。利用者の年齢は17-20歳が最も多く41.2%、13-16歳が27.4%となりました。
AI相談を使ってくれた方からはこんな声が届きました!
- 「現実で人に相談すると引かれてしまうようなことも気軽に吐き出せてありがたいです。真夜中でもすぐ返信が来て、ちょっと気持ちが落ち着きます」
- 「夜2時とかやばい時間でも大丈夫なのでいい」
- 「私は学校行けてなくて人と話す機会がなくて寂しかったので、LINEで気軽に話すことができて嬉しいです!」
- 「AIなので気軽に使えて、対人チャットの推敲に使う事が多かった」


「24時間話せる」、「人に話せないようなことが言える」、「すぐ返信が来る」に、AI相談を良さを感じる若者が多くいました。
こんな嬉しい声がある一方で、運用するなかでの課題も見えてきました。
- 「期待していた回答が来ない」
- 「同じことを何度も言うことがある」
- 「なんか人っぽくてやだ」
- 「裏で人間に見られているのではと不安」
などの声もいただいています。


D×Pでは、人間の相談員が運営する無料LINE相談「ユキサキチャット」を2019年から運営しています。日々たくさんの相談を受け取り、やりとりしているユキサキチャットの相談員から見ると、AIがときどき正論を言ってしまったり、情報過多で会話が続かないようすも見受けられました。
使ってくれた若者からの声も反映しながら、引き続き改善をかさねていきます。
お話AI相談「ミット」にリニューアル!
そんな試験版「AIのユキサキさん」をリニューアルし、2025年5月8日、10代・20代のためのお話AI相談「ミット」が生まれました。
「ミット」は、友達や家族、学校の先生など、リアルでは人に話しづらいことも、24時間いつでも相談できるAIチャットです。LINEで友達登録をしたらすぐに使うことができます。
- 深夜にしんどくなったけど話ができる人がいない
- 24時間対応のチャット窓口はあるけど、返信が遅くてもうつらい
- 人に話すには重たい話なので、どう受け取られるかわからなくて話しづらい
こんな若者の「困り感」に対し応えられるAIチャットとして、引き続き成長してまいります!

寄付で参画する法人・個人の方を募ります!
「ミット」は、ユース世代の孤立を解決する認定NPO法人D×P(ディーピー)が、株式会社TemoKariとともに開発しているチャットボットです。
D×Pは、さまざまな事情を抱えた13-25歳の若者が相談できるLINE相談窓口「ユキサキチャット」を2018年から運営しています。全国の若者17,000名が登録しており、経済的困難、中退、不登校、虐待などさまざまな相談を受けています。
「ミット」は、いまは助成金/補助金を受けていません。
でも、生成AIの力で孤立するユース世代を支えるこの取り組みに共感し、寄付で参画する個人・法人の方が少しずつ増えてきました。ぜひ一緒に「AI×ユース支援」の現場をつくりましょう。
寄付で参画したい方は以下からお問い合わせください!