居場所のない若者と
街中で出会う
大阪ミナミには、家庭に居場所がない若者が集まる通称グリ下(グリコ看板の下)があります。D×Pでは、2022年8月より街中にいる若年が自由に使えるフリーカフェを試験的にスタートしました。スタッフが若年が集まる場所にテントを立て、お菓子や飲み物、生理用品やコンドーム等の無料配布を行ないながら、若者と対話し、つながりをつくってきました。
フリーカフェ事業は2023年7月に終了しましたが、若者が安心して利用でき、主体的に活動できる居場所としてユースセンター事業をスタートしました。
プロジェクト概要
お菓子や飲み物、生理用品やコンドーム等の無料配布を行ないながら、若者と対話しつながりをつくります。本人から悩みや困りごとを聞いたときは、病院などさまざまな機関と連携し、サポートを行ないます。



実施期間 | 2022年8月~2023年7月 |
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対象者 | 16歳〜25歳までの若者 |
活動内容 | 16歳〜25歳が自由に過ごせるフリーカフェの運営 |
連携先(敬称略) | smaluna station(スマルナステーション/株式会社ネクイノ)・医療法人 大生曾 さくま診療所 |
プロジェクト背景
D×Pは、2012年から大阪府を中心とした通信制高校や定時制高校で10代と関わってきました。2018年からはLINE相談事業「ユキサキチャット」を開始。全国の10代と関わることができるようになりました。
繁華街には、家庭や学校などに居場所がなく孤立する10代がSNSを介してつながり、集まっています。また虐待やDVなどから逃れ、あてもなく繁華街で過ごす若者もいます。大阪では、通称グリ下(グリコ看板の下)に若者が集まっている様子がありました。
LINE相談は、相談ごとが言語化できる方に対象が絞られてしまうため、学校のように彼らの日常のなかでD×Pとつながりを持てる活動を模索していました。
2022年8月より街中にいる若年が自由に使えるフリーカフェを試験的にスタートしました。スタッフが若年が集まる場所にテントを立て、お菓子や飲み物、生理用品やコンドーム等の無料配布を行ないながら、若者と対話し、つながりをつくってきました。
フリーカフェ事業は2023年7月に終了しましたが、若者が安心して利用でき、主体的に活動できる居場所としてユースセンター事業をスタートしました。
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