LINE相談「ユキサキチャット」を運営するD×Pが、統計データと実際の相談事例から、不登校を経験した若者が抱える「見えにくいSOS」について考えるイベントです。
不登校の小中学生は年々増え続け、過去最多を更新しています。国の調査では、学校が把握した不登校の状況として「やる気が出ない」「不安・抑うつ」といった相談が上位に挙がっています。しかし、その「不安」の中身が何なのかは、数字だけではなかなか見えてきません。
ユキサキチャットは、相談内容を限定せず、進路や学校のこと、家族のこと、お金や生活のことまで、若者が困っていることをそのまま受け止めているLINE相談窓口です。だからこそ、「学校に行けない」という相談の奥にある、家庭環境や生活面の困りごとが見えてくることがあります。
今回は、小学生・中学生・高校生・大学生、それぞれの時期に不登校傾向があった4人の若者のケースを、ユキサキチャットの相談員2名がご紹介します。統計データとあわせて、若者たちがどんな不安やしんどさを抱え、どんな支援を必要としていたのかをお伝えします。
不登校を経験した若者の現状や、「学校に行けない」の背景にある見えにくいSOSについて知っていただく機会になれば幸いです。
開催概要
開催日時
11月4日(水)20:00〜21:00
こんな方におすすめ
- 不登校や若者支援に関心のある方
- 子ども・若者に関わる教育・福祉関係者、行政担当者の方
- 「学校に行けない」背景にある、若者の困りごとを知りたい方
- お子さんの不登校に悩んでいるご家族の方
お話すること
2018年からLINEを使ったオンライン相談事業を運営しているD✕Pの「ユキサキチャット」の事業内容をご紹介します。
その後、各ケースについて、次のようなことをお話しします。
- 不登校になった背景:学校に行けなくなった理由や当時の状況
- 最初の相談内容:ユキサキチャットに最初に届いた困りごと
- 相談を通じて見えてきたこと:学校のこと以外に抱えていた、家庭環境や生活面の困りごと
- 周囲とのつながり:家族や学校など、困ったときに頼れる人や場所はあったか
- 必要としていた支援とその後の変化:どんな支援を必要とし、どのようなサポートにつながったか
最後に、4つのケースから見えてきた共通点や違いについて、相談員の視点からお話しします。皆さまからの質問にお答えする時間もあります。
参加費
無料
参加方法
Zoom
当日朝(もしくは開催の1時間前までに)、お申込いただいたメールアドレスに参加用URLをお送りします。
参加に必要なもの
- PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
- スマホからZoomに参加される場合は、Zoomのアプリをご用意くださいませ
- 通信回線が安定したネット環境
登壇者

ユキさん
認定NPO法人D×P(ディーピー)ユキサキチャット事業部 相談員
臨床心理士・公認心理士・精神保健福祉士 精神科の医療機関で働いた経験を持つ。様々な世代の方に関わる中で、人生の早いうちからサポートを受ける機会の大切さを痛感し、D×Pに参画。
現在は、LINE相談「ユキサキチャット」で相談員を務め、生活についてなど幅広い悩みを持つユース世代と、日々一緒に悩みながら対話している。

サキさん
認定NPO法人D×P(ディーピー)ユキサキチャット事業部 不登校チーム相談員
大学での教育実習をきっかけに中高生と関わる楽しさを知る一方、「自分なんかには無理」と語る生徒たちの言葉に社会への違和感を抱く。D×Pのビジョンに共感し、インターンを経て2020年度に正職員に。定時制高校の授業「クレッシェンド」やフリーカフェ・ユースセンターの運営を経験。
2024年度からユキサキチャット事業部に所属し、対面・オンライン問わず、若者にとって「話してよかった」と思える大人を目指して相談対応に取り組んでいる。

祖父江 まゆ子
認定NPO法人D×P(ディーピー)広報・ファンドレイジング部
建築業界→障害福祉業界にてバックオフィス業務・営業サポート・コールセンター業務を経験する傍ら、ライフワークとして社会課題に取り組むNPOや市民団体でボランティア活動に従事。
社会福祉制度や行政サービスの限界を感じ、2023年9月にD×Pへジョイン。入職後は、広報・ファンドレイジング部にて、ファンドレイジングに関わるCS業務を主に担当。
D×P(ディーピー)の「ユキサキチャット」について

不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代を孤立させないために活動する認定NPO法人DxP(ディーピー)が運営するLINEを使ったオンライン相談事業です。
不登校・虐待など困難を抱えた13歳~25歳までの全国の若者を対象にしており、親に頼れず孤立する若者が抱える進路、不登校、生活困窮などの悩みに対して、安心して相談できる場を提供することを目的としています。
累計登録者数は現在22,000名を超え、全国からの相談が寄せられています。「物価高なので1日ごはんを食べずに節約している」「所持金が5,000円しかなく、電気代や水道代を滞納している」「親にアルバイト代を取られ、家賃が払えない」など、深刻な生活困窮の声が日々寄せられており、こうした若者の生活の安定と次の一歩を支援しています。

