7/29(火)開催:繁華街に集まる若者へのアウトリーチを、地域でどう実践するか (※自治体・NPO向けオンラインイベント)

D×Pでは2022年8月よりグリ下(道頓堀のグリコ看板下)でのテントカフェ、2023年6月より夜のユースセンターを運営し、繁華街に集まる子ども若者へのアウトリーチを実施してきました。

一方、繁華街アウトリーチ活動を行う他のNPO団体へ運営実態について2025年3月にアンケートを行ったところ、活動に効果・意義は感じているものの、活動費が少なくいつまで活動できるか不安を抱える団体が半数であるという状況も浮かび上がってきました

本件をこども家庭庁にお話した際、「虐待・貧困により孤立し様々な困難に直面する学生等へのアウトリーチ支援」事業を行なっていること、また「学生」に限定せず、繁華街等に集まるこども若者に広く活用できうるものであることを教えていただきました。

参考:虐待・貧困により孤立し様々な困難に直面する学生等へのアウトリーチ支援:https://www.cfa.go.jp/policies/youth/outreach

D×Pとしては、この事業について、「すでに繁華街アウトリーチに取り組んでいるものの活動資金や持続性に悩んでいる」というNPOのみなさんや、「自分の地域の繁華街にも子ども若者がいるが、どういう働きかけをすればいいか悩んでいる」という自治体のみなさんにぜひ知ってほしいと思い、今回のイベントを企画しました。

本イベントでは、D×Pの今井よりグリ下での繁華街アウトリーチの取り組みについて紹介するとともに、こども家庭庁でこども若者支援に取り組む古藤さんをお招きして、学生等へのアウトリーチ支援事業等の取り組みについてもお聞きし、地域でアウトリーチを実践していくためのヒントを得たいと思います。

日本各地で、子ども若者を支えていく取り組みを増やしていく、機会の1つになれば嬉しいです。

ぜひご参加ください。

開催概要

開催日
7月29日(火)15:00〜16:00

タイムテーブル
・15:00:スタート、挨拶・自己紹介
・15:05:今井よりD×Pの繁華街アウトリーチ紹介
・15:20:こども家庭庁古藤さんよりアウトリーチ事業等を紹介
・15:40:質疑応答
・15:55:クロージング
・16:00:終了

本イベントの主な対象となる方
子ども・若者施策に関わる行政職員、NPO等職員、議員など

参加費
無料

開催場所
Zoom

参加に必要なもの
・PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
・通信回線が安定したネット環境

お申込み
本ページより、お申込みください。

スピーカー

古藤雄一

こども家庭庁支援局 虐待防止対策課 課長補佐(こども若者支援担当)

1977年生まれ。大阪府出身。大阪市からの出向により、令和6年4月より現職。

大阪市では主に福祉分野に従事し、現在は、困難に直面する若者の支援・ヤングケアラー支援を担当。


今井紀明

認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長 

1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。 高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。 その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。 その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。 結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。 偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。

親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。

経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者17,000名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。 

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