【今井紀明×希咲未來 オンライントークイベント】若者の現状と安心・安全な居場所とは

大阪有数の繁華街である道頓堀のグリコ看板の下(通称グリ下)には、居場所を求める若者がSNSを介してつながり、集まっています。

このような繁華街にいる若者は、虐待や経済困難など様々な背景があって繁華街に来ており、繁華街は若者にとって居場所になっています。

そのような若者はこれまでの大人との関わりを通して傷つき、不信感を持っているため、福祉的な支援に対してあきらめにも近い気持ちを抱いています。そして、犯罪などのさまざまなトラブルにも遭遇しています。トラブルに巻き込まれ、家族・先生など誰にも相談することができず、より居場所を失い、孤立していく若者がいます。

わたしたちD×Pは大阪ミナミの繁華街に集まる、家庭や学校などに居場所がなく孤立している若者に対して、「ユースセンター」を通して安全な居場所であるセーフティネットを作っていくための資金として、7月1日までに2000万円を集めるクラウドファンディングに挑戦しています。

今回のイベントでは、若者の現状を、若者にとって安心安全な居場所を作っていくために必要なことなどについて、自身も夜の街を彷徨い、現在は傷つきがある女性たちにとって、安全で安心できる存在になれるようにとの思いで活動を行っている希咲未來さんをお招きして、語っていきます。

若者の現状について、安心安全な居場所について知る機会になっていただければと思っています。

【開催概要】

  • 開催日:5月21日(火)12:00〜12:50
  • 参加費:無料
  • 開催場所:オンライン(zoomウェビナー)

【タイムテーブル】

  • 12:00:スタート
  • 12:00:挨拶・自己紹介
  • 12:05:トークセッション
  • 12:35:質疑応答
  • 12:45:クロージング
  • 12:50:終了

【登壇者紹介】

希咲未來

アクティビスト
2000年生まれ。
幼少期から両親による虐待と学校でのいじめを受け、14歳から夜の街を彷徨う。人との出逢いで回復し続けるなかで、現在は“顔出ししないアクティビスト”として、官僚や政治家の元へ足を運んで児童虐待や性暴力の現実を伝えるほか、傷つきがある女性たちにとって、安全で安心できる存在になれるような活動もしている。

今井紀明

・認定NPO法人D×P(ディーピー) 理事長
・株式会社SOLIO 代表

1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。
経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者1万人を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。

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