12/3(水)開催:西尾潤さんと語る:『愚か者の身分』を通して考える、若者を社会で支える取り組みとは

D×Pでは若者が孤立を深める年末年始に、一人でも多くの若者とユキサキチャットでつながり、食糧支援等を通して孤立を未然に防ぎたい。そして、急増する支援を求める若者のSOSを逃さない体制を、今のうちに整えたい。

そのために現在、食糧支援や現金給付などのユキサキチャットの運営に必要な資金4,000万円を募るためのクラウドファンディングに挑戦しています。

今回のイベントでは現在、映画公開されている『愚か者の身分』の原作者である作家の西尾潤さんをお招きして、若者のいま、若者を取り巻く社会について、若者を支えていく取り組みについてなどを語っていきます。

若者の現状について、若者を取り巻く社会について、必要な取り組みについて知る機会になればと思っています。

開催概要

開催日

12月3日(水)15:00〜16:00

タイムテーブル

  • 15:00:スタート
  • 15:00:挨拶・自己紹介
  • 15:15:トークセッション
  • 15:40:質疑応答
  • 15:55:クロージング
  • 16:00:終了

参加費:
無料

開催場所:
YouTube
下記URLより、どなたでも視聴いただけます

スピーカー

西尾潤(にしお・じゅん)

作家

大阪府生まれ。大阪市立工芸高等学校卒業。ヘアメイク・スタイリスト。2018年、第二回大藪春彦新人賞を受賞。2019年、受賞作を含む『愚か者の身分』でデビュー。2021年、自身の経験をもとに描いた『マルチの子』は各種メディアで取り上げられ話題となり、第24回大藪春彦賞候補、第4回細谷正充賞受賞となった。他の著書に『無年金者ちとせの告白』『フラワー・チャイルド』『審美』など。『愚か者の身分』は2025年に映画化され話題に。同年11月、続編『愚か者の疾走』を刊行し、三人の愚か者のその後を描いた。


今井紀明

認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長

高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。
その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。
結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。

親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。

経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者19,000名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。

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