11/21(金)開催:コモンを通して考える。若者と社会のこれから

D×Pでは若者が孤立を深める年末年始に、一人でも多くの若者とユキサキチャットでつながり、食糧支援等を通して孤立を未然に防ぎたい。そして、急増する支援を求める若者のSOSを逃さない体制を、今のうちに整えたい。

そのために現在、食糧支援や現金給付などのユキサキチャットの運営に必要な資金4,000万円を募るためのクラウドファンディングに挑戦しています。

今回のイベントでは、評論家/哲学者の斎藤幸平さんをお招きして、コモン(公共財)について、若者を取り巻く社会について若者を支えていく取り組みについてなどを語っていきます。

コモンについて、コモンの取り組みについて、若者を支えていく社会について知る機会になればと思っています。

開催概要

開催日

11月21日(火)19:00〜20:00

タイムテーブル

  • 19:00:スタート
  • 19:00:挨拶・自己紹介
  • 19:15:トークセッション
  • 19:40:質疑応答
  • 19:55:クロージング
  • 20:00:終了

参加費
無料

開催場所
YouTube
下記URLより、どなたでも視聴いただけます

スピーカー

斎藤 幸平

評論家/哲学者

東京大学大学院総合文化研究科准教授。経済思想家/マルクス経済学者。
専門は経済思想・社会思想。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。

Karl Marx’s Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』堀之内出版)によって、権威あるドイッチャー記念賞を日本人初、歴代最年少で受賞。2020年、日本学術振興会賞。
マルクス・ガブリエルらとの対談集『未来への大分岐』(編著・集英社新書)など。
ベストセラー『人新世の「資本論」』(集英社新書)で新書大賞2021を受賞。


今井紀明

認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長

高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。
その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。
その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。
結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。
親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。

経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者19,000名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。

10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。

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