D×Pは2023年6月、大阪・ミナミの繁華街から徒歩5分の場所に「ユースセンター」を開設し、テント時代も含めると、この事業も3年が経ちました。
このユースセンターは、夜の時間帯に開所し、住所は非公開。利用者の住まいに関わらず、市区町村をまたいでサポートできるよう運営しています。大阪市とも連携し、繁華街という場所に根ざしたユースワークの拠点となっているのが特徴です。
今回のイベントでは、ユースセンター責任者・野津が「なぜ若者は繁華街に集まるのか」をテーマに、大阪・グリ下に集まる若者の背景を解説します。
繁華街に集まる若者の実状や、若者へのアウトリーチの方法、実際に届けているサポートについて、知っていただける機会になればと思います。
カメラオフでの参加可能・参加費無料・要申込です。
開催概要
開催日時
9月19日(金)20:00〜21:00
こんな方におすすめ
- 若者を支援する活動に関心がある方(はじめての方も歓迎です)
- どうして繁華街に若者が集まるのか理由を知りたい方
- D×Pを応援・寄付してくださっている方
- 最近D×Pが何をしているか知りたい方
- これからD×Pに関わりたい、寄付や協力を検討している方
- 学生支援・教育・福祉に携わる実務者(学生課、奨学金担当、相談窓口 など)
- 自治体や企業で若者・教育・生活支援、CSRを担当している方
- 若者の状況に関心のあるメディアの方
専門知識は不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。
お話すること
- グリ下・D×Pの事業について
- 質疑応答
参加費
無料
参加方法
Zoom
当日朝(もしくは開催の1時間前までに)、お申込いただいたメールアドレスに参加用URLをお送りします。
参加に必要なもの
- PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
- スマホからZoomに参加される場合は、Zoomのアプリをご用意くださいませ
- 通信回線が安定したネット環境
登壇者

野津 岳史(のづ たかふみ)
認定NPO法人D×P(ディーピー)新規事業部 マネジャー
大阪府出身。高校時代、家にいることがしんどく家出を繰り返す。
自身の経験から、どんな境遇にあったとしても否定せずに気にかける人との出会いがそこらへんにある社会になればいいのにな、と思い2015年からD×Pに参画。
2022年夏に大阪なんばの繁華街で若者と出会う「街中アウトリーチ」事業を立ち上げ。
新規事業部マネジャーとして2023年6月にミナミの繁華街にあるユースセンターを立ち上げ、事業責任者としていろいろやってます。
漫画を読むこと、音楽を聴くこと、キャンプで漫画を読むことが好きです。

祖父江 まゆ子 (そふえ まゆこ)
認定NPO法人D×P(ディーピー)広報・ファンドレイジング部
建築業界→障害福祉業界にてバックオフィス業務・営業サポート・コールセンター業務を経験する傍ら、ライフワークとして社会課題に取り組むNPOや市民団体でボランティア活動に従事。
社会福祉制度や行政サービスの限界を感じ、2023年9月にD×Pへジョイン。入職後は、広報・ファンドレイジング部にて、ファンドレイジングに関わるCS業務を主に担当。
D×P(ディーピー)の「ユースセンター」について

ユースセンターのオープンからこれまでに152回開所し、延べ7,739人の若者に利用していただいています。※2025年4月時点
繁華街にたどり着く若者は、これまでの大人との関わりを通して傷つき、不信感を持っているため、福祉的な支援に対してあきらめにも近い気持ちを抱いています。そして、犯罪などのさまざまなトラブルにも遭遇しています。
ユースセンターでは、利用者に安心して過ごしてもらえるよう工夫をしており、開所時にはあたたかい食事の提供や、個別の機会提供もおこなっています。そのほか、ユースセンターに集まった若者からはさまざまな相談を受けています。ひとりひとりの若者の希望する状態を聞きながら、生活保護などの福祉支援、住居や居場所、妊娠や性被害相談などを専門とする他のNPOや病院など、さまざまな機関との連携しています。