オンラインで不登校・ひきこもりの相談をオンラインで運営するD×Pが、ユキサキチャットにつながった、ひきこもり状態の若者のリアルを語るイベントです。
今回のイベントでは、不登校やひきこもり状態にある若者が、どのような状況なのか、またユキサキチャットではどんなキャリア支援をしているのかについて、ユキサキチャットの相談員が、『ひきこもり』状態にある若者の背景に何があるのか、をテーマに語ります。
小中学生のときに不登校を経験した若者は、その後、高校・大学生になったあとも、ひきこもりになる可能性が高いと言われています。しかし、高校生以上の年代での不登校やひきこもりの実情についてはあまりメディアでも取り上げられていないように思います。
オンライン相談について、そして高校の中退や卒業後、学校から切れてしまった若者が、どのような支援を求めているのか、また支援を求めている若者たちの状況について、知る機会になっていただければと思っています。
開催概要
開催日時
7月24日(木)20:00〜21:00
こんな方におすすめ
- 特にユース世代のひきこもりや若者支援に関心のある人
- この年代の支援方法に関心のある教育・福祉関係者・行政担当者
- オンラインでの相談対応のノウハウや課題について知りたい方
- 現在ひきこもりや不登校の問題を抱えているご家族の方
お話すること
2018年からLINEを使ったオンライン相談事業を運営しているD✕Pの「ユキサキチャット」の事業内容をご紹介します。
その後、ユキサキの相談員が「『ひきこもり』状態にある若者の背景に何があるのか?」というテーマで事例を紹介しつつ、その背景についてお話します。
実際にどんな相談が来て、どのように対応しているのか?
オンラインだからこそ受けている相談とはどんなものか? などなど
様々な切り口で現場のリアルと、ひきこもり支援の現場が直面している彼らの生きづらさの背景をお伝えできればと思います。
皆さまからの質問にお答えする時間もあります。
参加費
無料
参加方法
Zoom
当日朝(もしくは開催の1時間前までに)、お申込いただいたメールアドレスに参加用URLをお送りします。
参加に必要なもの
- PCまたはスマホ(資料・映像を共有しながら進行するためPCを推奨します)
- スマホからZoomに参加される場合は、Zoomのアプリをご用意くださいませ
- 通信回線が安定したネット環境
登壇者

ユキさん
認定NPO法人D×P(ディーピー)ユキサキチャット事業部 相談員
社会福祉士・職業訓練指導員
技術系専門職、飲食、営業、DTP・Webデザイン、学習塾など多様な業界で働いた経験を持つ。過去、自分自身が困ったときに誰にも相談ができず苦しんだ経験から、孤立しやすい若者の状態や環境を少しでも解消したいとD×Pに参画。
現在はLINE相談「ユキサキチャット」で相談員を務め、進路や就職、生活のことについて、ユース世代と対話を通じ、一緒に悩んだり考えたりしている。

サキさん
認定NPO法人D×P(ディーピー)ユキサキチャット事業部 不登校チーム相談員
大学での教育実習をきっかけに中高生と関わる楽しさを知る一方、「自分なんかには無理」と語る生徒たちの言葉に社会への違和感を抱く。D×Pのビジョンに共感し、インターンを経て2020年度に正職員に。定時制高校の授業「クレッシェンド」やフリーカフェ・ユースセンターの運営を経験。
2024年度からユキサキチャット事業部に所属し、対面・オンライン問わず、若者にとって「話してよかった」と思える大人を目指して相談対応に取り組んでいる。

祖父江 まゆ子
認定NPO法人D×P(ディーピー)広報・ファンドレイジング部
建築業界→障害福祉業界にてバックオフィス業務・営業サポート・コールセンター業務を経験する傍ら、ライフワークとして社会課題に取り組むNPOや市民団体でボランティア活動に従事。
社会福祉制度や行政サービスの限界を感じ、2023年9月にD×Pへジョイン。入職後は、広報・ファンドレイジング部にて、ファンドレイジングに関わるCS業務を主に担当。
D×P(ディーピー)の「ユキサキチャット」について

不登校・中退・経済的困難など、さまざまな境遇にある10代を孤立させないために活動する認定NPO法人DxP(ディーピー)が運営するLINEを使ったオンライン相談事業です。
不登校・虐待など困難を抱えた13歳~25歳までの全国の若者を対象にしており、親に頼れず孤立する若者が抱える進路、不登校、生活困窮などの悩みに対して、安心して相談できる場を提供することを目的としています。
累計登録者数は現在17,000名を超え、全国からの相談が寄せられています。「物価高なので1日ごはんを食べずに節約している」「所持金が5,000円しかなく、電気代や水道代を滞納している」「親にアルバイト代を取られ、家賃が払えない」など、深刻な生活困窮の声が日々寄せられており、こうした若者の生活の安定と次の一歩を支援しています。