2018年度活動報告書を公開しました

この度、認定NPO法人DxP(ディーピー)の2018年度 活動報告書を公開しましたのでお知らせ致します。

2018年4月〜2019年3月の間のD×Pの取り組みと成果をまとめています。

ご寄付・ご支援いただいている方には7月末にご送付いたしました。
もうお手元に届いているかと思いますが、もし「まだ届いていない!」という方がいらっしゃいましたら、ご遠慮無くお声がけくださいませ。

ご支援くださっているみなさま、いつも本当にありがとうございます。ぜひ、ご寄付でできた活動の成果をご覧いただけると嬉しいです。

活動報告書の中身を少しだけお見せします

5、6ページ。2018年度のD×Pをまとめた見開きページになります。グラフを使い、視覚的にもわかりやすいページを心がけました。

2018年度はD×Pのサービスを導入する学校を増やさず、複数のサービスを導入する学校を増やしました。クレッシェンド単体ではできなかった進路に向けたアプローチや、日々変わる生徒同士の人間関係の把握など、様々なことができるようになりました。2019年度は、2つ以上のサービス導入校を6校に増やし、学校別に担当者を設けました。クレッシェンド、いごこちかふぇ、ライブエンジンの運営を、1人の学校責任者と担当スタッフが話し合っていくことで、よりサービス間の相乗効果を生み出せるようになりました。

クラウドファンディング で増床した事務所にも高校生が集まるようになってきています。

9、10ページ。

2018年度から、定時制高校2校で行なっている「いごこちかふぇ」での取り組みを紹介しているページです。高校生と関わるなかで、環境との相性や何らかの要因で、本来持っている自分を発揮できない状態の生徒は少なからずい居ると感じます。生徒が抱えている困りごとを聞くにも、持っている能力や魅力を発揮するにも、まずは自己表現が出来る環境づくりが大切だと考えています。

いごこちかふぇでは、学校の先生・ソーシャルワーカーと情報を共有し、高校生をサポートしています。様々な人と連携し、高校生の次の一歩につながるきっかけを提供します。

生徒との会話から、「アルバイトをしたいけれど、体力的にできるのか。」「障害者手帳を持っているが一般就労を考えている。」などの悩みや、アルバイト先の勤務環境が悪い・家庭環境がよくないなど、ひとりひとりの背景も見えてきました。

2018年度は、7名の生徒がライブツアー参加しました。内訳は、ゲーム会社への職場見学が4名、TECH募金参加が1名、D×Pが主催したドイツのアートプロジェクトへの参加が1名、いごこちかふぇへの食事提供企業でインターンが1名でした。生徒本人が好きなゲームを通じて職場見学に参加し、知見が広がったと話す生徒もいました。

また、今まであまり広報ができなかった地域のなかのいごこちかふぇ(自治体連携事業)の様子もご紹介しております。これまで小さく続けてこれたのは、みなさまのご支援おかげです。

15、16ページ。
2018年度、D×Pの活動に支援してくださったサポーターのみなさまを紹介するページと活動計算書になります。個人のサポーターも増えてきています。サポーターのお二人にも「どうしてD×Pを応援するのか?」をお伺いしました。みなさんの応援の理由も教えていただけると嬉しいです。

活動計算書では、数字だけではわからない金額の内訳を丁寧にお伝えすることを大切にしております。

17、18ページ。
D×Pの2021年までの事業戦略についてお話しています。全国6都市への展開を考え、そのためにもクレッシェンドなどそれぞれの事業の質の向上とともに、全国にD×Pの価値観に共感し一緒に「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」を実現するサポーター、企業など仲間を増やしていく必要があります。

全国の高校生をあらゆる形でサポートできる体制をつくっていきたいと考えています。

D×Pの月額寄付サポーターになりませんか?

わたしたちは、「人とのつながり」がこの社会をいきてゆく土台となりセーフティーネットになると考えています。
  
これまで高校生と関わるなかでわかってきたことは、卒業後に頼れる人や場所が激減し、早期退職につながったり、適切な福祉的支援が受けられず孤立していくケースが多いことです。高校生が学校を卒業したあとも、人とつながることができる未来をつくりたいと思っています。
  
わたしたちは、高校生が「かわいそうだから」支援をしているのではありません。一人ひとりの話を聞くと、彼らは生きづらさも抱えていますが、大きな可能性も秘めているとも思うからです。
  
どんな境遇にあったとしても、周囲の人の手を借り、自分の未来を信じて生きていけたら。そんな彼らが大人となってつくっていく社会を想像すると、ワクワクしませんか?
  
「生きていける」と思えるような“つながりを得られる社会”は、きっと誰にとっても大きなセーフティネットになるはずです。
  
ぜひ、「人とのつながり」というセーフティネットを広げる月額寄付サポーターになってください。

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