過去を受け入れ、未来を描く。

「クレッシェンド」は、通信・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。
多様なオトナとの関わりを通じて高校生が過去を受け入れ、未来を描くことを目的とした授業です。

プログラムの最後には、高校生が「このオトナになら自分のことを話してもいいかな」と思えるような、オトナと高校生の関係づくりを目指しています。

プログラムの特徴

写真。コンポーザーと談笑する女子高校生。

オトナと高校生の「関わり」を軸に

クレッシェンドは、D×Pの社会人・大学生ボランティア「コンポーザー」(=オトナ)と高校生との関わりと対話を軸にした授業です。高校生は様々なオトナの過去と現在の姿を知りながら、自分の過去と未来を考えていきます。

写真。ワークをしながら机を囲んで談笑する高校生とコンポーザー。

「否定しない」姿勢で関わる

D×Pの基本3姿勢「否定しない」「様々なバックグラウンドから学ぶ」「年上・年下から学ぶ」を大切にしながら高校生と関わります。特に「否定しない」という姿勢については、クレッシェンドのなかで高校生にも伝えています。

写真。カードゲームをする参加者とコンポーザー。

少人数&連続して同じメンバーと関わる

数ヶ月間、全4回以上にわたる授業では、同じ高校生に対して同じオトナたちが関わります。また、原則オトナと高校生の比率はおよそ1対3の少人数制。回数を重ねるごとに、少しずつ関係性を築いていくことができます。

写真。「学びシート」に授業で得た学びを書き込む高校生

単位認定された授業なのでリーチする

通信・定時制高校の「総合的な学習の時間」や「産業社会と人間」などの授業の枠組みのなかでクレッシェンドを行います。単位認定された授業のため、ある程度参加の強制力があり、しんどさを抱えた高校生にリーチしやすくなっています。

写真。親密に談笑する高校生2人。

授業後も繋がり続ける仕組み

D×Pでは、クレッシェンドのあとも学校外で高校生とつながり続けられる「アフタークレッシェンド」というプログラムや、高校生の「なにかやってみたい!」という気持ちに応える「チャレンジプログラム」があります。

プログラムの内容例

全4回の授業の場合、例えばこんなプログラムを行います。

※プログラムの内容や実施回数は、学校により異なります。

写真。男性コンポーザーがパソコンにスライドを映しながら自分の過去を紹介している。

失敗なんてあたりまえ!

コンポーザーの過去の辛かった経験・しんどかった経験を聞きます。人間関係でのトラブル、家庭でのしんどかったことや挫折経験など様々なオトナの過去を知ります。

写真。女性コンポーザーがパソコンにスライドを映しながら自分の過去を紹介している。

みんなの生活みてみよう!

コンポーザーの現在の生き方や仕事・大学生活、今の生き方に至った経緯を聞きながら、自分の「これから」をちょっとだけ考えてみます。

写真。ユメブレの様子。20人ほどの参加者が輪になって座りながら話している。

みんなでユメブレ♪

ユメブレは「ユメブレスト」の略。D×Pでは大きな目標からちょっとやってみたいことも含めて、「ユメ」であると定義しています。自分の「ユメ」をクレヨンで描き、自分の言葉で表現します。

写真。親密に談笑する高校生2人。

知らなかったジブンを知ろう!

これまで授業に関わった同級生やコンポーザーに抱いた印象をメッセージカードに書いて、伝え合います。受け取ったカードを読んで、気がつかなかった「自分」の姿を知ることができます。

参加した高校生の声

イラスト。男子高校生。

何したかはそんなに覚えてないけど、アイスブレイクとか、ゲームとか、とにかく楽しかったのは覚えています。学校も家もしんどかったから、心から楽しいと思えるのが久しぶりでした。

イラスト。女子高校生。

(コンポーザーの)私のことを知ろうとする姿勢を目の当たりにすると、恥ずかしくもあり嬉しくもある。広い心で受け止めてくれる人がいるというだけで救われ、楽になることができた。

イラスト。男子高校生。

自分の価値は10円くらいだと思っていたけど、今の自分の価値は100円くらいだと思います。

イラスト。女子高校生。

友達の作り方について尋ねたら、「変に気構えず出会うべき人とは必ず出会うから大丈夫だよ」と優しい言葉をかけてくださって、心が軽くなった。たった一言で、心が救われた。

イラスト。女子高校生。

今まで、人生や社会の辛い部分にしか目がいってなかったので、ひさびさに将来や人生について明るく考えられたと感じます。

プログラムの成果

「クレッシェンド」を導入した高校で、高校生にプログラムに参加する前と、参加した後でアンケートを取った時の結果です。

「高校卒業後にやりたいことがある」と答えた生徒

グラフ。「高校卒業後にやりたいことがある」と答えた生徒は授業前は29.4%だったが、授業後は70.8%に増加

「自分にはよい所がある」 と答えた生徒

グラフ。「自分にはよいところがある」と答えた生徒は授業前は25%だったが、授業後は50%に増加

クレッシェンドについて問い合わせる

D×Pでは原則学校を通じてクレッシェンドを実施しており、高校生の個人単位でのお申し込みは承っておりません。ご了承くださいませ。

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