今回は、D×Pでのインターンに興味をもっている皆さまに向けて「D×Pインターンの、ホントのところ」をぶっちゃけてお届けするべく、「D×Pインターン(企画運営スタッフ)座談会」を開きました♪
※追記:当時、企画運営スタッフは「教職インターン」という名称でしたので、座談会では「教職インターン」という言葉が出てまいります。ご了承くださいませ。
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まずは、この座談会に登場するインターン生をいいかげんに紹介します(`・ω・´)
D×Pの看板娘。大阪出身。通信制高校で英語の先生をしつつ、絵本作家を目指して学校に通っている。一部からは、美人でよく食べる某テレビ局のアナウンサーに似ている、との声も。
D×Pのお笑い担当。神戸市外語大4年生。新潟出身。ツッコミの早さとマシンガントークは関西人にも負けない。やたらと身振り手振りが激しい。
D×Pのイケメン担当。メカに強いが文系の神戸大学4年生。岐阜出身。ふだんは「バカマジメ」と評価されるが、お酒が入るとテキトーで饒舌。恐竜に似ている・・・?
D×Pの華。関西学院大4年生。愛知出身。派手な見た目とは裏腹に、好きな食べ物は「味噌汁」と答える、サバサバ系女子。ヒールは必ず14cm以上。
D×Pの巨人。身長190cmから全てを俯瞰するクール系男子。近畿大学3年生。大阪出身。ニックネームの由来は、髪の毛がもずくみたいだからもずく、ではなく、「野津くん」が「もずく」に聞き間違えられたから、らしい。
D×Pのパティシエ。今回の座談会のファシリテーター兼、本記事の編集担当。立命館大学4年生。群馬出身。手作りを愛しすぎて、家で酵母菌を育ててパンを焼く。教職インターンではなく、広報チームのインターン。
D×Pのいじられ担当。今回のカメラマン。熊本大学4年生。熊本出身。この春熊本からやって来て、関西人のノリにはまだついていけない。ライフハックを愛する。教職インターンではなく、広報チームのインターン。
◯ みんなの会話に登場するひと
たっちゃん・たつさん・川上さん
川上竜典 (かわかみ たつのり)
教職インターンを束ねる26歳。D×P社員。ちょっとイカついマネージャー。大阪出身。趣味のフットサルに本気。注射がこわい。
◯ 座談会には参加していないけど、こんなインターンもいるよ
自分はインターンだと言い張る30歳新婚。愛知出身。D×Pの経理のお兄さん。いつまでも少年の心を忘れない。甘い物が好きすぎるので糖尿病が心配。
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「そろそろ、なんかせなやばいな」って思って、3回生の冬、教職インターンに応募しました。
昔のことを思い出しながら話すさえこ(写真手前)と、なにか面白いことを言おうと考えこむ、ねこ。(写真奥)
まず「教職インターンをしようと思った理由、きっかけ」を教えてー !
・・・彼女の紹介です (笑)
もともと彼女がコンポーザーをしていて、「いつも土曜日※1おらんけど、どこ行ってるん?」って聞いたら、「D×Pっていうところに行ってる。先生なりたいんやったら、おすすめやで ! 」と言われました。気になってD×Pのことを調べたら、「否定しない」とかの3姿勢※2にピンときて、「これや ! 」って思いました。直感です。
その日のうちに、たつさん(担当の川上) に「インターンやりたいです ! 」ってメールを送って、説明会でねこさんとさえこさんに会いました。2人がしゃべっているところをそばでみて、「D×Pに関わっているひとって、おもろいな」って感じました。
※1 通信制高校でのプログラム開催は、土曜日が基本。
※2 D×Pに関わる全てのひとが大切にしている姿勢。「否定しない」「年上年下から学ぶ」「様々なバックグラウンドを持つひとから学ぶ」の3つを合わせて「基本3姿勢」と呼んでいる。
面談※ってどんな感じだった?
※教職インターンになるためには、説明会に参加→応募→現教職インターン全員と面談、というフローが必要。
「おしゃべりしに来た」って感じでした。
えー ! そんな軽い感じ ! ?
あずさ、面談めっちゃ怖かってんけど !
でも、私が教職インターンとして採用されることが決まったあと、私の面談の時にみんなが記入してくれたシート※を見る機会があって。
そのシートを読んで、あの面談の短い時間で、こんなに私の想いが伝わってたんだ、インターンのみんながすごく話を聞いてくれていたんだってわかって嬉しくなった !
※面談時に、他の教職インターンが記入するシートのこと。いくつか項目があり、面談を通して感じたそのひとの印象などを書き込む。教職インターンになったあと、みんなが記入したシートを見ることができる。
さえこはなんで教職インターンになりたいと思ったの?
うちは・・・とりあえず、なんかしたかった !
大学3回生の冬、「そろそろ、なんかせなやばいな」って思って、教職インターンに応募しました。
うちが大学生の時は、「学生団体とかでバリバリ活動してました」っていう感じじゃなかったから、D×Pのインターンを通じて、自分がどれくらい仕事できるのか試してみたかった。だから、授業に参加するコンポーザーじゃなくて、クレッシェンドの企画・運営から関わるインターンを選びました。
けんとはどう?
おれがインターンやろうと思ったのは、昔から「教育の現場に携わりたいな」って思っていたから。
もともと教育に興味があって、就活も、教育に関連するようなところばっかり受けてた。でも、就活を続けるうちに、教育現場の実態を全然知らないのに、就活の面接で教育について語る自分が「なんか、おかしいな」って思って。ちゃんと、リアルな教育の現場に入ってみたいなって思って、教職インターンに応募しました。
・・・この話題、めっちゃおもろいんやけど、これだけ聞いて時間終わりそう ! (笑)
他のひとはおいおい・・・ってことにしても良いかな?
次行こー !
それまでは「おせっかい」だったんだけど、「いい感じの距離から見守る」というか・・・高校生への関わり方は、すごく変わったかなぁと思う。
インターンをする前といまの自分を比べて、「ここが変わったな」っていうことって、ある?
おれはインターンをする前は「生徒を変えたい、生徒を成長させる先生になりたい」って強く思ってたけど、D×Pに入って、コンポーザーの皆さんと飲みに行ったとき、「金子くんはひとを変えようっていう意識があるけれど、それを心地いいとは思わないひともいるよ」って言われて、確かになぁ・・・って思った。
そこから、「生徒のあり方を受け入れる」っていうのが自分のテーマになった。
それまでは「おせっかい」だったんだけど、「いい感じの距離から見守る」というか・・・
高校生への関わり方は、すごく変わったかなぁと思う。
いまのねこの話聞いてて思い出したんだけど、
ねこがD×Pに入ってきてしばらくの間・・・うち、ねこと気が合わないなって思ってた。 (笑)
ねこはせかせかしてて、うちの発言に対して、すぐに「それ、こうじゃない?」って言ってきたり、ねこの発言がキツく聞こえることがあって。ねこが入ってきてすぐのときは、うちがうちらしさを出せなくなってたなぁ・・・っていうのを思い出した。
そのことについて、ねこと何回か話し合ったりしたよね。
写真奥がさえこ、中央がねこ。こうして見ると、ふたりって似てるかも・・・ !?
そう(笑)
さえこってふわふわしてるイメージだったのに、おれの発言のあと、顔がめっちゃ曇ってるときとかあって、「あーおれ、やらかしたな」って思うことがなんどもあったなぁ・・・。
でも、ねこは変わったなって思う。高校生に対してだけじゃなくて、うちらスタッフに対しても、関わり方が変わったなって思う。
D×Pに入ってから、大学の友達に「トゲが抜けたね」って言われたことはあるけど、そういうことだったのかなー。
さえこもねこも、お互い、どっちも変わったんじゃないかなって思う。
さえこも、「ねこの在り方」みたいなものを少しずつ受け入れられるようになって、ねこも、さえこのペースを受けとめられるようになったんじゃないかな?って思うよ。
いつも面白いことを言ってみんなを笑わせるねこと、爆笑するみんな。
たつさんはすごく論理的だし、生徒に寄り添うのもうまいけど、ほんまに人間って感じ。
偉人でもなければ、常にかっこいい上司でもなく・・・人間って感じ。
高校での授業でファシリテーターをつとめる、川上。
高校でのプログラムの企画・運営担当で、教職インターンのマネージャー。
次は、皆の上司(?)にあたるたっちゃんは、皆にとってどんな存在なのかを聞いてみたいな。
教職インターンになろうか考えている人も、上司がどんな人か知りたいかなって思うので。
うーん・・・
「後輩からみた俺って、こんな感じなのかな」って思うんですよ。
ぱっと見こわいけど、実は面白いし喋りやすい、みたいな。
自分で自分のことおもろいって言ってるー(笑)
(ねこの発言は華麗にスルー)
・・・俺とたつさんって、似てるんだと思います。
でも、確かにもずくが入ってきてすぐ、「もずくとたつさんが似てる」みたいな話をみんなでしてた気がする。
見た目の話だけどね(笑) 細身で背が高くて髪の毛クルクル・・・みたいな。
髪の毛はひとのこと言えないでしょ(笑)
たしかに、けんとくん以外、D×Pの男性陣って、みんな髪の毛クルクル !
川上さんは・・・
・・・いや、わたしもう半年くらい川上さんと一緒に仕事してるけど、ずっと「かわかみさん」呼びやな・・・。
川上さんは「たっちゃん」って呼んでって言うけど、絶対、「たっちゃん」なんて呼べない ! それくらいすごい人だなって思ってる。
これまで、「教育に関わるには、黒髪じゃなきゃダメで、清楚な服装じゃないとダメで・・・」っていうイメージがあったんだけど、見た目からしたら全然ふさわしくないようなわたしにも、川上さんは、対等に、ちゃんと話をしてくれて。
自分で好んでこういう格好をしてるけど、今まで、「否定されるだろうな」っていう前提でひとと会ってたんやんか。「遊んでるやろ」って思われるやろなって。でも、川上さんには、服とかじゃなくて、骨をみられているような気がした(笑)
ちょっと・・・みんないいこと言いすぎちゃう?(笑)
うーん・・・
たつさんって、あんまり表情を表に出さないじゃん。
本当は何考えてるんやろ?って考えることはある。
本性どんな感じなんやろーとか、本当のたつのりさんはどこにいるんやろー?って思うかな。
たつさんとはじめて会ったとき、駅まで迎えに来てくれたんやけど、
駅で「かねこくん」って言われた時、めっちゃラフな服装で、しかも自転車に乗ってたから「え ! ?」って思った。もっとスーツとかバリバリ着こなしてる大人のひとが来るかと思ってたから、「大学生ですか?」って聞いちゃった。
今は・・・「意外と人間味溢れてるひとだな」って思ってる。
たつさんが顔文字使ってる時とかも、本当は怒りを抑えてるのもわかるし・・・(笑)。
たつさんはすごく論理的だし、生徒に寄り添うのもうまいけど、ほんまに人間って感じ。偉人でもなければ、常にかっこいい上司でもなく・・・人間って感じ。
高校生の話をホワイトボードにまとめる川上。数字には強いけど、漢字にはちょっと弱い !?
D×Pやめたい、と思ったことはないよ。
でも、僕は、就活とD×Pのインターンを同時並行させることは辛かった。
「ぶっちゃけD×Pのインターンを、ツライ・・・やめたい・・・」って思ったこと、もしあったら教えてくれる?
ちなみに私は、両手じゃ数えないくらいあるよ(笑)
俺は・・・D×Pをつらいと思ったことは1回もないです。D×Pがいま、一番やりたいことで、一番楽しいこと。だから、D×Pがやりたいのに、他の活動の予定とか入ってくる方がつらい。
ねこは、バイトもしているよね?
バイトはほぼ毎日。1週間で36時間働くこととかもある。
そんなに働いていて、どうやってD×Pと両立してるの?
俺は、自分のなかで線引きを大事にしてる。
高校生1人1人のことを考えると、いくら時間があっても足りないやんか。毎日バイトもあるし、D×Pに関わる時間をおれはこれ以上増やせない。
だから、現場に入るとき、なにかひとつこの現場で成し遂げたいことを決めている。「時間さえあればこれもできたのに」ってずっと思い続けると、自己肯定感下がっちゃうから、いつも明確に目標を決めて、達成できるようにしてるかな。
だから、やり方や考え方によっては、貧乏でも、学費稼ぎながらでもインターンできるよって、伝えたいな。
僕は・・・やめたい、と思ったことはないよ。
でも、就活とD×Pのインターンを同時並行させることは辛かった。忙しくて辛かったというより、頭の切り替えがむずかしかったな。
どうやって頭を切り替えてたの?
うーん・・・
結局僕は就活に集中しちゃったかな。だから、D×Pを辞めたいと思ったことはないけど、中途半端だからやめたほうがいいのかな?とか思ったことは何回かある。
「等身大でいること」を心がけていたいな・・・って、いつも思う。
D×Pっていう団体から来たスタッフの一人、ではあるけれど、生徒と同じ目線に立って楽しむこととかは忘れたくないなって。
そういうオトナでずっといたいなって思うかな。
ファシリテーターをつとめるずーちゃん(写真中央)と、それをサポートするさえこ(写真中央右)。
最後に・・・
自分が授業に参加するときに大切にしてることを、聞いてもいいかな。
「等身大でいること」を心がけていたいな・・・って、いつも思う。
「D×Pっていう団体から来たスタッフの一人」ではあるけれど、生徒と同じ目線に立って楽しむこととかは忘れたくないなって。
そういうオトナでずっといたいなって思うかな。
確かに、ずーちゃんのファシリって、すごく等身大だなって思った !
なんていうか・・・先生っぽくないというか、すごく「ずーちゃん」っぽかった !
わたしは難しい言葉とか使えないし・・・
主語があって述語があって・・・とかいう風に喋れないのがあずさだから。
でも、この間のクレッシェンドでファシリテーターをやったとき、「べつにうまく喋れなくても伝わればいいかな」って思えた。
俺は、無理に生徒同士の会話とかに入っていこうとはしない。ここは入ったほうがいいかなってところは入るけど、あとは楽しそうにしているところを楽しそうに眺める、というか。
そういう姿勢でいたいなと思う。
いかがでしたか?
インターン生たちの話は尽きませんが、いったん座談会はこれでおしまいです!
終始、わいわいと笑いの絶えない座談会でした♪
こんな、個性豊かでちょっと変なD×Pインターン企画運営スタッフの面々と
一緒に働いてくれる新しい仲間を、絶賛募集しております !
インターン生それぞれの詳しい話が聞ける!個別インタビュー記事はこちら♪