「進路のことを少し考えながら、毎日過ごしていこうと思います」クレッシェンド第2回@ECC学園高校京都学習センター

 
2015年6月6日(土) ECC学園高校京都学習センターにて、第2回クレッシェンドを開催しました。
「クレッシェンド」とは…?
通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。

社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との交流を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対して3ヶ月間で全4回の授業を行います。

 

1回目の授業のテーマは「失敗なんて当たり前!」。
様々なバックグラウンドを持ったコンポーザー(社会人・学生ボランティア)が、過去のトラウマや辛かったことなどについて高校生に話しました。

「コンポーザー」とは…?
通信制高校生へ向けたキャリア教育プログラム「クレッシェンド」で、高校生と関わる社会人・学生たちのことを、「コンポーザー」と呼んでいます。
コンポーザーの皆様には、プログラムに臨む前に研修会に参加していただいています。

10時半、午前のクラスがはじまります♪
体調不良などの理由で前回は参加出来なかった高校生も来て、前回よりもにぎやかなスタートになりました !

今回の授業のテーマは「みんなの生活、見てみよう♪」。
世の中には、たくさんの職業があって、いろんな生き方があるんやな・・・ということを知ってもらうことが、今回の授業の目的です。

今回も、授業の最初はゲームから♪
〝シゴトはっけんカルタ〟というワークをしました。

「シゴトはっけんカルタ」とは…?
一般的なカルタとは、ちょっとルールが違います。スタッフの1人が、ある職業の人になりきり、もう1人が質問者になります。
質問側のスタッフは、ある職業になりきっているスタッフにいくつか質問をなげかけます。
この会話をヒントに高校生とコンポーザーが、その職業の人、すなわちカルタの絵札を選びます。

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カルタのなかには、大人でも知らないような職業も、たくさんあります・・・ !

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「声優」に興味のある高校生は、自分で専門学校なども調べているようで、「どうしたら声優になれるのか?」ということや、そのシゴトに就く難しさなどを、同じチームの人に教えてくれました。

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カルタでいろんなシゴトについて知ったあとは、実際、いま高校生の目の前にいる大人たちが、いままでどんなことに悩みながら進路を選んで来たのか?いまはどんな仕事をしているのか?

・・・もっと言えば、どんな生き方をしているのか・・・?という話をしました。

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「〝ありがとう〟と言われたり、人から頼られることが嬉しくて、教育と福祉について勉強するために大学に進んだ」人。

「就職して一人暮らしをしたら自由になれると思っていたけれど、実際は仕事が忙しすぎて、自分の時間を持つことが出来ず、このまま何十年も同じ生活をしたくはない、と、独立して起業する道をえらんだ」人。
・・・

それぞれが、それぞれの経験から学んだこと、感じたことを高校生に伝えました。

 

話をきいた高校生のなかには、ぽつりぽつりと、
自分の興味のある職業のことや、いまの高校生活での悩み、バイト先での出来事などについて、話す人もいました。

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話をきいた高校生は、

◯◯さんが学生のときと、いまの自分の境遇が似ていて、話しやすかった。

 

スクールソーシャルワーカーという仕事があることをはじめて知った。

 

みんな、フラフラと(自由に)過ごしている時があったんだなぁと思いました。

 

などの感想を、教えてくれました。

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授業の最後は、その日の学びを振り返る、
〝学びシート〟を記入します。

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高校生の〝学びシート〟には、こんなことが書いてありました。

とりあえず高校生活楽しみたい!みんなでワイワイしたい。

 

卒業後に充実した生活が出来るように、高校のうちからいろいろ頑張りたい。

 

高校2年の間に、バイトをしてみたい。

 

進路のことを少し考えながら、毎日過ごしていこうと思います。

 

午後13時、おなかも空いてきたところで、午前のクラスの授業は終了です。

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午後のクラスは15時から始まります ! 
今回は、ECC学園高校の卒業生で、いまはカメラマンとして活躍している木田くんに、写真を撮ってもらいました♪

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授業が始まる前から、少しずつ高校生が集まってきました。

高校生と大人たちは、3週間振りの再会。
3週間の間にあった、楽しかったことや大変だったことなどを、報告し合う姿が見られました♪

 

午後のクラスも、まずは〝シゴトはっけんカルタ〟からスタートです !

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「これかな?」
「・・・いや、こっちもあり得るな ! 」

チームで協力しながら、当てはまるシゴトを探します。

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絵札を1枚ずつ手に取って、じっくり吟味する高校生もいました。

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午後のクラスに参加している高校生は、進路について考える機会が増える2〜3年生が多いからなのか、さまざまな仕事の細かい部分 (国家資格が必要なのか否か、など) を知っている人が多くいました ! 

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カルタで盛り上がったあとは、大人たちの話を聞きます。

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「高校生のときに想像していた大学生活と、実際の大学生活のギャップに悩むこともあったけど、そのときそのときでいろんな出会いや発見があって、楽しく過ごせた」人。

「学生時代のボランティア経験がたのしくて、福祉の仕事に進むことをえらんだ」人。

「大学生活を何年もしているけれど、いまだに自分の〝やりたいこと〟が何なのか、答えを出せずにいる」人。
・・・

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海外でボランティアをしていたコンポーザーの写真を、食い入るように見つめる高校生もいました。

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大人たちの話を聞いた高校生の感想を、一部掲載します。

自分はピアノの先生になりたいな、と思った。

 

ある場所から逃げることで、はじめて出会える人もいるんだなぁと思った。一期一会。

 

自分は自分に出来ることを頑張ろうと思った。

 

 

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その日の学びを振り返る、「学びシート」を記入しながら、
「・・・実は、いまこうやって通信制高校に通っているけど、全日制に通っていたときの方が、友達もたくさんいたし楽しかったなぁ」とそっと、打ち明けてくれる高校生もいました。

 

「コンポーザー」と「高校生」。
「先生と生徒」の関係ではないからこそ、気軽に話せることがあるのかもしれません。

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最後に、授業に参加しているコンポーザーの感想を掲載します。

なかなかうまく話を引き出せず、質問攻めみたいになってしまったこともあって、ちょっと反省・・・

 

自分の仕事に興味を持ってくれる子がいたから、次回はゆっくり話せたらな。

 

大人と高校生の関わりも大事だけど、高校生同士で仲良くなれるように手助けできたら良いな!

 

 

はやいもので、全4回のクレッシェンドは、次回で折り返しの3回目を迎えます。
少しずつ、お互いに慣れてきた様子の、高校生と大人たち。
あせらず、ゆっくり、お互いを知って行けたらなぁと思います。

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