「10年経っても忘れない思い出や、10年経っても仲良しな友達をつくりたい」クレッシェンド第4回@YMCA学院高等学校和歌山センター

2015年2月28日(土)YMCA学院高等学校和歌山センターにて、第4回クレッシェンドが開催されました。
※ご報告が大変遅くなってしまい、申し訳ございませんでした…!

「クレッシェンド」とは…
通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との交流を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対して3ヶ月間で全4回の授業を行います。

1回目の授業のテーマは「失敗なんて当たり前 ! 」。
様々なバックグラウンドを持ったコンポーザー(社会人・学生ボランティア)が過去にしてしまった失敗、トラウマ、辛かったことなどについて、高校生に話しました。

2回目の授業のテーマは「みんなの生活みてみよう ! 」。
大人たちから、今までどんなふうに進路を決めてきたのか?
また、今はどんな生活をしているのか?進路選択の悩みなども含めて、話を聞きました。

3回目の授業のテーマは「みんなでユメブレ♪」。
「いまちょっと興味のあること」から「将来こんな風に生活してみたいな」ということまで1人ひとりの想いを聴き合いました。

今回も前回に引き続き、過去にクレッシェンドを受講した木田くんに写真を撮ってもらいました♪

全4回のクレッシェンドも、いよいよ最終回。
これまでの3回の授業を振り返ることと、お互いがこれまで感じて来た「その人の印象」を伝え合うことで、今まで知らなかったような自分の側面を知ることが、今回の目的でした。

これまでと同じく、授業の最初は数人のチームに分かれて、ゲームからスタートです。

今回は「ジョハリの窓」というゲームをしました。

Carl Zeiss T* Lens Made in Germany


ジョハリの窓とは?

一言でいうと、”自分が周りからどう思われているのかを知るゲーム”です!
それぞれチームに分かれて、「A , B , C , D , E」と、アルファベットが書かれたカードが配られます。
そのカードを使いながら、いろんなお題に沿って、チーム内の人の「印象」を伝え合います。
スタッフがお題を設定するので、そのお題に沿って進めていきます。

例えば、
「小さい頃はどんな子だった?」というお題があったとします。

これを聞いて、まずチームの1人の印象を考えます。
そして、自分の考えと当てはまるカードを用意します。
このお題で用意された、選択肢はこんな感じ。

A. やんちゃ

B. 真面目

C. いじられ役

D. ませてる/大人びてる

自分も含むチームの全員がカードを出します!

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最初のお題は「小さい頃はどんな子だった?」でした。

「周りから見ての印象」と、本人が思う「自分の姿」が、違っていても同じであっても、どちらもとても盛り上がりました。

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みんなとよく喋り、クラスの雰囲気を盛り上げている高校生に対しては、これまでの授業での姿から「活発だった」「物知りだった」とイメージを伝える人が多くいました。

しかし予想に反し、本人は、昔は「おとなしかった」というエピソードを話すと、同じグループの人たちはとても驚いていました。

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また「将来どんな仕事をしていそうか?」「将来子供ができるとどうしてそうか?」といった、
将来のことにフォーカスしたお題もありました。

相手の将来のことについてイメージを膨らませる難しさを感じている人は多くいましたが、
これまでの授業で得た情報などから、相手のイメージをしっかり伝え合うことが出来ていました !

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休憩をはさんで、今度は「ジョハリの手紙」というプログラムを行いました。

「ジョハリの窓」とは違い、お題がなく自由に
このクラスの大人たちや高校生たちの「印象」を手紙に書いて伝える、というワークです。

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紙が配られてすぐにペンを持ち、すらすらと相手の印象を書く人もいれば、「改めて友達に何を書いたらいいんだろう」と悩み、ペンが進まない人。
とりあえず名前だけカードに書いて内容は後から考えて書く人、一枚一枚丁寧に書き進める人・・・
いろんな人がいました。

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心をこめて書いた手紙は、いっせいに交換し合います。

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手紙を書いたものの、いざ渡す、となると緊張するのか、2人組で一緒に渡しに行く高校生たちもいました !

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大人同士も手紙を書いて、交換し合います !

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手紙を渡すだけではなく、これまで一緒に授業をしてきて感じたこと、思ったこと、手紙には書ききれなかった想いなども伝え合う、なごやかな時間になりました。

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最後に、「学びシート」という、その日の学びや気づきを振り返るシートを記入しました。
いくつか、高校生の感想を紹介します。

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最初の授業のときより、笑顔が多くなった」と言われて嬉しかった。

 

短時間でも人は変われると感じたので、良い方へ変われたらな…。

 

今とある意味変わらないまま、これからも過ごしたい。

 

残りの高校生活は、楽しく記憶に残る思い出にしたい。

 

自分の思い描く未来に不安しかない、と思っていたけど 自分らしく頑張っていこうと思います!

 

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今回は最後の授業ということで、
「今までありがとう」「これからもよろしくね」という想いをこめて大人たちから高校生に、色紙をプレゼントしました ! 

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大事そうに受け取ってくれる高校生の笑顔が、とても嬉しかったです。

 

授業を通して、「自分も変われるんだ」と感じ、「良い方に変わりたいな」と話す高校生もいれば、「自分はこのままでも良いんだなぁ」と感じた高校生もいます。

「変わろう」と思うことも「変わらないでいい」と思うことも、どちらもその高校生にとって確かな「一歩」になったのではないかな、そうなったらいいな、と彼らの表情を見ながら感じました。

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また、通信制高校は、全日制高校と違い、学校に登校する日数が少なかったり、そもそも、友達と一緒にクラスで授業を受ける機会を持たず、1人でレポートと向き合い、単位を取り、卒業していく高校生もいます。
※学校やコースによります。

こうした状況というのは、なかなか友達を作りにくい環境であると思いますが、高校生の感想には
「これからも、みんなと友達でいたい」
「10年経っても忘れない思い出や、10年経っても仲良しな友達をつくりたい」というものが多く見られました。

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今回、全4回のクレッシェンドに参加してくれた高校生たちが、ここで出会った大人たちとだけではなく、高校生同士でも、繋がり合っていけるように。
私たちも出来ることをしていきたいと思います。

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