「こんな自分でもいいと思えた」クレッシェンド第1回@YMCA学院高等学校和歌山センター

2015年1月22日(土)、YMCA学院高等学校和歌山センターにて第1回クレッシェンドが開催されました。

「クレッシェンド」とは…
通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との交流を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対して3ヶ月間で全4回の授業を行います。

2015年が始まって、最初の授業となります。
準備するスタッフにも気合いが入ります!

今回は9人の高校生が参加してくれました!

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第1回目のプログラムのテーマは「失敗なんて当たり前!」。
オトナが過去の失敗やトラウマを高校生に語りかけるプログラムです。

大人は、第1回目の授業で自身の過去の失敗体験を振り返ります。今でも忘れることのできない、過去の辛い経験やトラウマになっていること・・・。
それを高校生に打ち明ける時間です。 

1回目の授業なので、コンポーザーも高校生も初対面。
まずはお互いの緊張をほぐすために、「すごろくトーク」というアイスブレイクを行います。

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「すごろくトーク」とは…?
まず5人前後の3グループに分かれ、すごろくを行います。マスには「いつか行ってみたいと思っている場所は?」などの質問が書かれており、そのコマに止まった人がそのテーマに沿って話をするというゲームです。

また、マスにはチャレンジマスというものもあり、「全員の共通点を1分以内に5つ探せ!」などがあり、それにチャレンジして、 グループでポイントを貯めていきます。 最後にポイントを集計して、一番高かったグループの優勝で賞品を渡します。

お互いの趣味や好きなことを知るために、マスの質問からさらに質問を深めていくグループもあれば、ゴールを目指すため、テンポよく進むグループも。
優勝商品が待ち構えているため、ひたすら先へ先へと進めていきます・・・!

すごろくトークを通して、友人の新たな一面を知ったという光景も見られました♪
アイスブレイクで、お互いの緊張をほぐしながら、相手の新たな一面を知っていきます。 

 

お互いに打ち解けることができたら、次はメインのプログラムである「オトナの失敗体験談」を行います。

コンポーザーの過去には、どのようなトラウマや失敗、コンプレックスがあるのか。
そういった失敗について、今はどう捉え、考えているのか。
自分の過去を、高校生に打ち明けていきます。

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昔、上手く人に言葉を話すことができず、ありのままの自分を受け入れてもらえなかったこと。

家族関係が上手くいかず、両親に迷惑をかけてしまったこと。

常に周囲を気にして、自分の意見を主張できなかったこと。

 

人間、誰でも”失敗”するものです。
それぞれが、それぞれの失敗体験を抱えながら生きています。

オトナたちのリアルな過去のストーリーに共感するのか、高校生も真剣に耳を傾けます。

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あなたが高校生の時、大人から「失敗経験談」を聞いたことはありますか?

成功体験だったら聞いたことあったなあ〜という人。
“大人”に「人生の教訓」みたいに諭されて嫌だった・・・という人もいれば、
そもそも大人とそんな深い話なんてする機会なかったわ!という人もいるかもしれません。

もしかしたら、大人からヘビーな経験談を聞いたことで逆に安心したり、励みになったという人もいるかもしれません。

 

自分を認めてくれる・肯定してくれる人の存在がいるからこそ、未来へ向かっていける高校生もいます。
自分のストーリーを話すことで、「そんな生き方もできるんだ」と気づく高校生もいます。

 

コンポーザーの話に共感できる点があったようで、「うんうん」と頷く生徒。
大人の”本音”を聞いたことで信頼したのか、自動車の免許取得の相談をする生徒。
話を聞いて、「看護師の免許を取得したあと、途上国など、海外で活動してみたい」とユメを語ってくれる生徒もいました。

その場にいたコンポーザーも、応援の言葉をかけます。

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失敗体験談が終わったら、授業が終了するまでの時間を使って自由に話をしました。
コンポーザーの話をさらに詳しく聞く生徒の姿、
現在どんなバイトをしているのか、普段はどんな場所で遊ぶのか、などの雑談を楽しむ生徒の姿もみられました。

やることが決まっている授業の時間より、自由な時間の方が、自分のことを話しやすいという生徒もいます。

プログラムの合間の休憩時間も、生徒と対話できる大切な時間です。手探りながらも、対話を進めていきます。

 

“過去の辛い体験”を話してくれたコンポーザーに触発されたのか自分が過去に感じていたことをぽつりぽつりと話した生徒もいました。初回の授業にも関わらず、在籍していた学校の環境が自分にとっては合わなかったという話や親と上手く関係性が作れないという話…、高校生も、たくさんの辛い出来事を抱えながら生きています。

 

また授業中、基本的には「眠たい」と正直に教えてくれた生徒も。笑
眠たいながらも、自分の番ではちゃんと参加してくれ、興味のある音楽の話を積極的にしてくれました♪

最初の緊張した雰囲気はなくなり、和気あいあいとした雰囲気でした。

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最後に学びシートを記入して、授業終了です。

YMCA学院高等学校和歌山センターに続き、YMCA学院高等学校天王寺センターでも、授業を実施します。

ゆっくりでいいから、生徒と信頼関係を築いていくことができればと思っています。
残り3回の授業も楽しみです!

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