「自分のことを、改めて知ることができた」クレッシェンド第4回@ECC学園高校京都学習センター

2014年12月6日(土)ECC学園高校京都学習センターにて、第4回クレッシェンドが開催されました。

「クレッシェンド」とは…
通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
社会人・大学生ボランティア(コンポーザー)との交流を柱として、生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対して3ヶ月間で全4回の授業を行います。

今日は第4回目の授業、最後のプログラムとなりました。

これまでの授業の様子
・ 1回目の授業はこちら
・ 2回目の授業はこちら
・ 3回目の授業はこちら

 

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(今日のホワイトボードは、サンタ仕様。いよいよクリスマスの季節となりました・・・!)

今日も3回目のクレッシェンドと同様、体調不良により4名が欠席となり、少ない人数で授業が始まりました。

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今回の授業のテーマは、「知らなかった自分を知ろう!」です。

今日は最初に、「ジョハリの窓」というアイスブレイクを行いました。

まず、チームに分かれて、1人ひとり「A , B , C , D , E」と書かれたカードを持ちます。そのカードを使いながら、いろんなお題に沿って、チーム内の人の「印象」を伝え合います。スタッフがチームに分かれている皆に、お題を提供します。

例えば…「小学生の時(子どもの頃)どんな子だったと思う?」というお題があります。

コンポーザーと高校生は、これを聞いて、まずチームの1人の印象を考えます。そして、自分の考えと当てはまるカードを用意します。
このお題で用意された、選択肢はこんな感じです。

A. やんちゃ
B. おとなしい
C. 人気者
D. 勉強熱心
E. その他

そして一斉にカードを出します!

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「せーの!!!!」

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「あれ?意外と意見が分かれた」

…というような形で、ゲームを進めていきます。
意外とお互いのカードが揃うことは、稀だったりします。

生徒が最初の授業のコンポーザーの失敗体験談の内容を覚えており、「最初の授業でこんなん話してたし、○○のはずや!」と言って、カードを選んでいる生徒もいました。最初の授業でのことを、しっかりと覚えてくれたんです!(←嬉しいスタッフ。笑)

「将来どんな仕事をしていそうか」というお題に対してみんなからの意見をもらった後、「将来お店経営を通じて、人を楽しませるような人になりたいです!」と笑顔で話してくれる生徒もいました。

 

続いて、「ジョハリの手紙」というプログラムを行いました。
これまで4回の授業を通しての、クラスのメンバー1人ひとりの印象を伝え合います。

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名刺よりも一回り小さいカードが人数分配布されるので・・・

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そのカードに、みんなの印象・伝えたいことを記入していきます。

手紙を書く時間はたっぷりとっていたのですが、今までの授業を思い出すことが難しかったのか、他の生徒にメッセージを書くことが恥ずかしかったのか、生徒のほとんどがなかなかカードを書けていない様子でした。

「何書いたらいいん?」という感じの生徒が多かったと感じました。

 

一人の生徒が、今までの授業の「学びシート」を読み返し、これまでの授業のことを思い出しながらカードを書いてくれていました。
(学びシートとは、授業の最後に生徒一人ひとりに描いてもらっているふりかえりシートのことです)

 

これまでの授業の内容を思い出すことができる「学びシート」を早い段階で共有してあげたほうが、カードが書きやすかったかもしれません。

これまでの授業のことを自分で思い返してもらうために、学びシートは毎回最後のほうでみんなに共有しているのですが、もう少し早い段階のほうがよかったかな?と感じました。

授業運営は、いつも試行錯誤です・・・!

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上手くカードを書けなかった子も、残り時間が10分に迫っていたので、大急ぎで書きます。

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カードを書き終わったら、いよいよ最後に、みんなで手紙を渡し合う時間です。
すぐにみんな席を立ち上がり、手紙の交換を始めました。

「今までありがとう!」「はい、手紙!」

みんな一斉にカードを配り合います。

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少し照れながら、それでもお互い話をするのは楽しいのか、進んでカードを交換していきます。

 

今までの授業では、生徒同士で積極的に話す姿はあまり見られませんでした。

でも、直接話せなかったけど、今までの授業で知った相手の趣味や好きなことを覚えていて、共通の話題で盛り上がっている姿も見られました。

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一対一でやり取りをしながら、今までの思い出話で笑いあい、クラス全体が笑顔であふれているような、そんな時間でした。

 

笑顔があふれ終了の時間が近づくなか、最後に生徒たちにサプライズが・・・!

「壁際に集まってー!」というコンポーザー。
「え?なになに???」と、ちょっと戸惑う生徒たち。

「最後に、これをプレゼントします!」

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授業に出てくれたお礼として、コンポーザーとスタッフのメッセージを寄せ書きした、色紙をプレゼントしました。

色紙を受け取った生徒たちの顔がほころんでいて、スタッフも嬉しくなりました。

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最後の最後まで、教室に残って、最後の後片付けを手伝ってくれた生徒もいれば、「来年も(D×Pの授業)受けようかな」と先生に話していた生徒もいました。その言葉が、何より嬉しいことでした。

全4回のクレッシェンドも、今日で終わりです。授業はこれで終了ですが、この出会いをキッカケに、これからも学校を通じて、生徒1人ひとりと関わっていきたいと思います!

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