D×P図書館、オープンしました!

2019年11月5日(火)認定NPO法人D×P(ディーピー)は株式会社JAMSTOREとコラボし、「D×P図書館」をオープンしました!

株式会社JAMSTOREは、「クリエイティブの力で「やさしい循環」を育む」をミッションに、クリエイティブ制作や日用品雑貨販売などを行っています。

D×P図書館の利用方法

●ご利用対象者
・通信制高校・定時制高校・フリースクールなどに在籍している方
・現在高校に在籍していない方、学校にかよっていない方
・ご自宅に引きこもった経験のある方
・そのほか、認定NPO法人D×Pを利用している高校生、サポーターの方 https://www.dreampossibility.com/

・JAMSTOREスタッフ及び、弊社取引先企業様
(注:ご利用時は、JAMSTOREスタッフの同伴が必要です)

●ご利用方法
・ご利用希望の方は認定NPO法人D×P、もしくはJAMSTOREへお問い合わせください。
(お問い合わせ頂いた後、利用対象者限定のLINEグループにご招待いたします)

利用可能日
平日の10−17時

※現在、利用対象者に配布する館内への電子キー(スマホアプリ)を準備中です。11月中には準備が整う予定ですので、それまでは 以下カレンダーにて、利用可能日時をご確認の上、できれば前日までにグループLINEにてご連絡ください。
(当日のご連絡でもご来訪可能な場合もありますので、遠慮なくお問い合わせください)

・D×P図書館@JAMSTORE利用可能日カレンダー はこちら→ https://calendar.google.com/calendar/embed?src=q8ukon4n7b65k2glnsa7vd9cgo%40group.calendar.google.com&ctz=Asia%2FTokyo

●フロアへの入り方
建物西側の玄関より、電子キーにて入室後、階段で3階までお上がりください

※注)電子キーをまだ取得される前にお越しになる方>
建物北側(小学校側)の工場入り口におまわりください。 「JAMSTORE」のインターホンにてお呼び出しいただけましたら、3階の図書フロアまでご案内いたします。


●そのほか注意事項

・フロアは無料でご利用いただけます。
・図書館内にはできるだけ、本や私物を持ち込まないようにお願いいたします。
 (持参された場合、D×P図書館所有のものと混在してしまい、所有者が不明確に成る可能性がございます。)
・利用時間内は、好きな場所で、すきな冊数だけ読んでいただいて構いません。
但し、ご退出時には、元の場所へご返却頂きますよう、ご協力をお願いいたします
・フロア内での飲食は可能ですが、飲酒はご遠慮ください。 また飲食の際に出たゴミの分別には各自ご協力ください。 飲食でフロアや書籍、ご自身の衣服などが汚れてしまった際は、遠慮無くスタッフまでお声掛けください。

JAMSTOREの松本裕美さん、D×P代表理事・今井インタビュー

オープンに際して、JAMSTOREの松本裕美さんがD×P代表理事・今井にインタビューしてくださいました!図書館をオープンするに至る経緯や想いを語っています。

記事の一部を紹介します。

「図書館」だったら、本好きな子の「場所」になり得るかなと。

松本(以下:松):D×Pさんとして、いろいろな「場所」をつくる活動をされていらっしゃいますが、図書館としては今回の「D×P図書館」が初の試みですか?

今井(以下:今):そうですね。D×Pのメイン事業である通信制高校・定時制高校内での授業のほかに、食事をしながら相談できるカフェや、進路相談室のような「場所」づくりも行っています。今回の「D×P図書館」も、そのひとつなんです。

松:そうなんですね。「図書館」っていうカタチは、我々も面白いなと思っていて。元々ここに移転する前、リノベーションをする前からたくさんの本を置きたいっていう構想を持っていたんです。

本だけでなくクリエイティブ関連の資料やサンプルなんかも置けば、従業員やクライアントはもちろん、ここに来る子どもたちや地域の人たちなど、さまざまな人が集ったり、つながったり…。いろいろなものが生まれる創造的な空間にできるんじゃないかな、と思っていたので。
ちなみに、今井さんご自身は新しい「場所」づくりになぜ「図書館」という形態を選んだんですか?

今:学校に行っていない子とか、特に通信制高校に通っている子、って、実は本好きな子が多いんですよ。そんな子たちが、きっと図書館だったら来てくれるんじゃないかなと。しかも、通信制高校ってキャンパスに行く回数が限られているので、自分の時間に余裕がある子もたくさんいるんですよね。空いた時間に本を読みに来てくれたらいいなあって。だから、ホームページにも「新しくこんな本が入ったよ」「こんなデザイン系の本があるよ」とか本の情報を載せたら、本好きな子たちも喜ぶんじゃないかな、と。今パッと(JAMSTOREの本棚を)見ただけでも、面白そうな本がいっぱいありますよね。

松:例えばこの本なんかは、もう廃盤になっているんですが、私が(20年以上前…)ライターになった時、先輩からお勧めされた本で…(笑)。

ほかにもリノベーション関連の本とか、コモンカフェの本とか、いろいろありますよ。

今:うんうん。そういうクリエイティブ系の本に惹かれる子ってきっと多いだろうなと。そんな若者たちの「場所」になれば、というのが今回「D×P図書館」をオープンしようと思った大きな理由ですね。

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