「どっちかっていうと、アンチ教育。」そんな彼が、学校へ出向き生徒と関わる理由とは?ーD×P企画運営インターン岩本崇志、インタビュー

「どっちかっていうと、アンチ教育志望。」「大学では友達を作る気はなかった。」

 

そんな彼が出会ったD×Pの企画運営インターン。話を聞いて、すぐにでもやりたい!と思えるほど、彼にとってD×Pとの出会いは衝撃だったそうです。

 

どんな経緯で、どんな思いでインターンをしているの?と広報インターンの「いそちゃん」が、企画運営インターン生に根掘り葉ほり聞いていくこの企画。

 

第一弾は、岩本崇志こと「もっさん」にインタビューしました!

金髪は、生徒との約束。

 

いそちゃん
金髪!?あの、黒髪のもっさんが・・・!
もっさん
そうですね、だいぶ変わりましたね。ちょうど僕2ヶ月前ぐらいに誕生日やったんですけど、友達から、誕生日プレゼントとして友達にブリーチ剤をもらって。
いそちゃん
え!?!?!?(ちょっと意味がわからない・・・)
もっさん
そこからずっと2ヶ月ぐらい、躊躇してたんです。今授業に入っている定時制高校の生徒と雑談をしていたときに「俺、最近金髪しようか迷っているねん」って話すと「やったらええやん。じゃあ、来週金髪で来てな!」って。

 

今のバイトはコンビニなんですけど、ちょうど1週間ほど休みで。うまいことタイミングがあったのと生徒に背中を押してもらった感じがして、金髪にしました。笑

 

写真奥左側で話をしているのが黒髪のもっさん。こちらは2017年7月の5周年パーティー。D×Pに関わってくださるみなさまとワークショップを行いました。

 

いそちゃん
生徒の反応は、どうだった?
もっさん
結局、約束してた子は次の授業には来なかったんですけど。他の子たちには「どうしたん!?その頭!!」といじってもらって。

 

一回目の授業の時、全員とは話すことができなかったんです。それで、次回はみんなと話そうと思っていたので、ちょうどいい会話のきっかけになったかなと思います。

 

もっさんが描く黒板はすごく綺麗・・・!

 

大学の中でも友達作る気が無くて。きっと、そういうのとは無縁なんやろうなあと思ってたんですけど。笑 

 

いそちゃん
もっさんは、学生団体にも所属しているんだよね?もともと、イベント企画や運営に興味があったの?

 

もっさん
いや、もともとサークルとか団体とか入る気なかったんですけど・・・説明を聞きに行ってみたら、すごいあったかい雰囲気で。

 

僕、過去に人間関係で苦しかったことがあって、大学の中でも友達作る気が無くて。学生団体に入るなんて思ってもなくて。きっと、そういうのとは無縁なんやろうなあと思ってたんですけど。笑 

 

 

大阪の八尾で、主に地元の子ども向けのイベントの企画・運営をしたり、地域行事に参加したりしているそうです。

 

いそちゃん
子どもと関わるような団体なんだね。もっさんの中で、「子ども」はキーワードなのかな?

 

もっさん
僕、子どもがめっちゃ好きなんです。子どもといる時が一番自分らしくいられるかなって思うぐらい。夏休みとかは小学校の学童のボランティアをずっとやってて。

 

いそちゃん
え、めっちゃ楽しそう!!絶対、体力使うけど!

 

もっさん
そう、めっちゃ楽しい。けど、めっちゃしんどい!笑 毎日、一緒に外で走り回ったりしてました。

 

僕、もともと教育志望じゃなくて。どっちかっていうと、アンチ教育。

 

いそちゃん
もっさんは、近畿大学の社会学部だよね。子ども好きの子って、教育学部に多いイメージがあるのだけど。社会学部を選んだ理由って何かある?

 

 

もっさん
僕、もともと教育志望じゃなくて。どっちかっていうと、アンチ教育で。子どもは好きなんですけど・・・僕は、先生とうまくいかなかったりとかで高校生活がしんどくて。

 

その後、高校は中退したんです。その時のイメージがあって、学校に関わる仕事なんて絶対にやりたくないって思っていたタイプです。笑 

 

いそちゃん
そういうのあるよね。私も学校が嫌いだったから、学校の先生にはならないって思ってた。

 

もっさん
将来のことを考えていく中で、僕の“過去のしんどかった経験”を活かせることが何かできへんかな?と思って。

 

僕は、みんなに居場所がある社会にしたい。みんながより安心して暮らせるように何かできへんかなと・・・そういう経緯で、大学は社会学部を選びました。

D×Pの良さっていうのは、忙しい中でもみんなが配慮してくれるところ。

 

いそちゃん
今は、D×Pと学生団体と学校とアルバイトと・・・それぞれどれぐらいで活動しているの?両立の秘訣を教えて!!!

 

もっさん

僕は2回生なので、がっつり授業はあって。学校は、週5で行ってます。D×Pは今・・週3ぐらいでしょうか。それとアルバイトが週2ぐらい。学生団体は今おやすみしています。

 

いそちゃん
そうだよね、どこかを減らさないと難しいよね。D×Pで活動している日のスケジュールを教えてもらってもいい?

 

ピンクの色がD×Pでの活動時間。定時制高校の場合、授業時間は夜なのでD×Pの授業「クレッシェンド」を行う時間帯も夜。その前後にはスタッフとボランティアで行うミーティングがあります。

 

いそちゃん
すごいハードスケジュールだ・・・。

 

 

もっさん
でも、D×Pの良さは忙しい中でもみんなが配慮してくれるっていうか。ミーティングとかも誰かが忙しそうやったら、別の日にしようかと提案してくれたり。

 

「今週は忙しい!」とかをみんな臆せずに伝えられて、なおかつその限られた中でもうまくできる方法を一生懸命考えてくれる。 そんな雰囲気がD×Pのいいとこやなあって思います。

 

クレッシェンドの前にみんなで円陣!

自分のしんどかった経験を、マイナスのままにしときたくないなあと思って。

 

いそちゃん
自分の経験もあって、しんどいなあって思っている人と関わりたいって気持ちが強いんだね。だから、様々な「しんどさ」を持っている生徒と直接関わる企画運営インターンを選んだのかな?

 

もっさん
ずっと、しんどかった経験は隠さなあかんと思ってたし、受け入れられるものではないって思ってたんです。でも、大学生になって思い切って話してみた時に「そうなんや」とか「私の周りにも実はいたよ」とか。

 

自分が思っていたほど受け入れられへんわけではないんやと気づいて。それから、人と関わることって楽しいな、もっといろんな人のこと知りたいなって思うようになったんです。

 

それなら、生徒ももちろんですが様々な生き方をしているコンポーザー(学生・社会人ボランティア)と関わる企画運営インターンやなって思いました。

 

僕は、自分と違う価値観を持っている人と関わるのが苦手で。

 

いそちゃん
もっさんは、生徒のためにどうにかしたいとか、俺はこうだったよっていう体験談を話したいとかじゃなくて。自分が、その高校生と新しく関わることが楽しいのかな?

 

もっさん
んーそうですね。究極に言ってみると自分のためにインターンを始めました。しんどさを抱えた人と関わりたいって思い始めた頃は、“自分の経験を伝えたい”とか“相手に何かきっかけを与えたい”とかを考えてて。

 

でも今は、その伝えたいとか与えたいという気持ちではなくなくなって。それは、D×Pでインターンを始めてからの変化かもしれません。

 

生徒と一緒にワークを行うもっさん。

 

もっさん
僕は、自分と違う価値観を持っている人と関わるのが苦手で。それこそ、自分とは違う価値観を持った人と関わるのは時間の無駄やとも思っていたし。笑

 

実際に生徒たちと関わると、みんなの経験も、価値観も全然違うし。初めて授業に入った時は、自分と違う価値観を持っていそうな生徒もいてびくびくしてたところあったと思うんですけど・・

 

でも、話してみたら、価値観が違うことって面白いんですよね。

 

 

最初のうちは、一回の授業の中で、生徒みんなが一律に何かができるようになるっていうことを考えてた。

 

いそちゃん
D×Pのインターンを通して、もっさんの中で意識として変わったこととかある?

 

もっさん
D×Pが行なっている授業「クレッシェンド」には4回の授業を通して、達成したい目標がいくつかあるんです。

 

最初のうちは、クラス全体の目標に対する成果を重視してて、それに対して超えたか超えられてないかっていうことを意識していました。実際に高校に出向き、いろんな生徒と関わっている中で、それぞれの生徒のペースをあんまり尊重しきれていないのでは・・・?と思いました。

 

それぞれの学校や生徒たちの課題に対して、目的が設定されてます。こちらの授業では、生徒たちが自分の好きなことや価値観を表現すること。

 

 

いそちゃん
クラスでの目標設定というよりは、一人一人の目標設定って感じかな?

 

もっさん
みんなが一律に何かができるっていうことを考えてたところがあったんです。

 

クラス全体の目標を達成することはもちろん大事なことなんだけど、そこにこだわりすぎないというか。ひとりひとりのペースに寄り添った意味でのひとつ積み重ねを大事にしたいなと思うようになりました。

 

いそちゃん
確かに、生徒もみんなそれぞれ違うんだもんね。

 

この授業を通じて、みんな一律に何かができるようにならないといけないって思うと、生徒もプレッシャーかも。「そうじゃないよ」っていう空気であれば、安心して過ごせそうだね。

 

もっさん
そうですね。なかなかうまくいかないことが多いんですが、D×Pに関わる人はみんな優しい人ばかりなので。

 

そんな「できない自分」に対して自己否定感が下がってきているな、と感じています。もちろんそこに甘んじていてはいけませんが・・・

 

学校の先生じゃないから話せることもあってほしいなって思っていて。

 

いそちゃん
D×Pの授業「クレッシェンド」でいつも、高校生たちと一緒にやっているように。もっさんの「ユメ」を教えてもらってもいいですか?

 

もっさん

そう・・もともと「アンチ教育や!」とかっていってたんですけど。D×Pで関わるなかで、教育に改めて関心がでてきたというか。

 

僕は、まだ学校や先生に少なからずトラウマがあって、相変わらずなりたくないんですけど・・。もちろん学校の先生は学校の先生なりの良さがあるし、だからこそ話せることもあると思う。

 

でも、学校の先生じゃないから話せることもあって欲しいなって思っていて。そういう関わり方を・・

 

いそちゃん
模索中ですか?

 

もっさん
模索中です。笑

 

クレッシェンドの最後にみんなで撮った写真。4回目の授業の時には、もっさんは黒髪に戻っていました。

 

いそちゃん
もっさん、インタビューありがとうございました!!!!
 
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