「否定しない」をマラソンで実現したい。-大阪マラソンD×Pチャリティランナー安居長敏さんインタビュー

「そんなの無理」「できっこない」「誰もやってないでしょ」
さまざまなところで聞く何気ない“否定の一言”。
その一言が、子どもたちの可能性を閉ざし、明日への希望を削いでしまう。

そんな瞬間を、教師である私はたくさん見てきました。

「否定しない」姿勢を持ったオトナがもっと増えてほしい。
その想いを胸に、大阪マラソンにチャレンジします。

そんなふうに語るのは安居長敏(やすいながとし)さん。
大阪マラソンに5回出たことのある、「走るのが大好きなおじさんランナー」だそうです。

今年、滋賀から沖縄に移住。新しい職場で働き始めました。
そんな転換期に、長居さんがマラソンに挑戦する理由は?
学校現場で感じたことは?
そんなあれこれをD×P広報インターンのえびちゃんが聞いてみました。

 

 

 

 

安居さん、こんにちは!広報インターンの下夷です。

 

こんにちは、安居長敏です。58歳を迎えるおじさんランナーです。

 

 

 

おじさんランナー(笑)58歳になっても走り続けられるなんて、すごすぎます…!安居さんは今、沖縄にいらっしゃるんですよね?

 

ご縁をいただき、今年の4月に沖縄に移住しました。世界15か国から集まった先生たちと一緒に、インターナショナルスクールで次世代を担う子どもたちの育成にチャレンジしています。人生の転換点にある今年、いま一度、自分自身の「生きる原点」に戻りたいと思い、チャリティランナーとして大阪マラソンに参加することを決めました。

 

(沖縄のインターナショナルスクールで教壇に立つ安居さん。今日はどんなことをするんだろう?)

 

 

 

安居さんは大阪マラソンを走った経験があるとお聞きしました。走ることが好きなんですか?

 

これまで5回、大阪マラソンを走りました。タイムを狙うというより、楽しく走ることで人生に彩りとワクワクを増やしたいと思っています。まさに「ファン・ランナー(※楽しく走ることをモットーにするランナーのこと)」の典型ですね。

 

 

 

5回も!すごい…。ベテラン選手ですね。いつから走り始められたんですか?

 

私のランニング人生は40歳を前にした時に始まりました。「フォーティーズ・クライシス」という言葉があるでしょう?発達心理学の視点では、40歳前後に来る節目を乗り越えて初めて本当の大人になるらしいんです。心も体も揺れ動く時期でもある。このことに危機感を募らせた私は「何か、一心に打ち込めるものを」と考え、身体ひとつで出来るマラソンを選びました。4年間、仕事の後に練習して、ハイシーズンには毎週どこかの大会に参加して、10kmの市民レースからハーフ、フルマラソンへとチャレンジしてきました。

 

 

 

40歳という節目を前に、一心に打ち込めるものとしてマラソンを選ばれたんですね。安居さんもそうですけど、マラソンを趣味にしている人って活気に溢れていて若々しい感じがします。

 

いやいや、それほどでも(笑)その後、コミュニティーエフエム放送局の設立、運営に携わったことで生活リズムが大きく変わり、いつしか走ることをやめてしまいました。

 

 

 

コミュニティーエフエム放送局の設立、運営ですか!それは大仕事ですね…!

 

2006年、47歳の時に再び教壇に戻り、生徒と触れ合ううちに「走りたい」という気持ちに火がつきました。そして52歳となった2011年、第1回大阪マラソンに追加抽選で出場が決まりました。でも、4時間を切るという目標を達成できないどころか、5時間を超えるタイムであえなく撃沈しました。以後、毎年フルマラソンに照準を合わせて挑戦してきましたが、年々練習量が減っていき、ゴールタイムが遅くなるとともに、走ることの楽しさを忘れていく自分がいました。

 

 

 

 

走ることを楽しいと思えないと、とてもじゃないけど走れないような気がします。ゴールまでの長い道のりを楽しむ気持ちがないと、とてもじゃないけど…

 

そうなんです。楽しむ気持ちを忘れていって、マラソンをやめてしまいそうになった。そんな私の背中を押してくれたのが、今回のD×Pのチャリティランナー募集でした。「自ら一歩を踏み出すことで人生を切り拓く」ことを学校で子どもたちに語っている自分が、走ることで「カタチを示したい」と思いました。明日へのチャレンジ!未来に向け、42.195kmを精一杯走り抜こうと思っています。

 

 

 

なるほど…。安居さんが挑戦する姿を見た生徒さんたちの反応が楽しみですね。
D×Pを応援しようと思ったのはどうしてですか?

 

「そんなの無理」「できっこない」「誰もやってないでしょ」…。私はD×Pさんがwebサイトに書かれていた「何気ない “否定の一言”が、子どもたちの可能性を閉ざし、明日への希望を削いでしまう」という部分に共感しています。社会が、成熟から老化に向かいつつある今、さまざまなところで閉塞感やあきらめの気持ちが渦巻いています。そんな世の中だからこそ、「否定しない」姿勢を持った大人がもっと増えないとダメだと考えています。

 

 

 

D×Pの「否定しない」姿勢に私も共感しています。否定されないだけで、自分の殻を少し破れるようになる生徒っていると思うんですよね。そして、その経験が自信につながる。

 

そうそう。「否定しない」姿勢を持ったオトナがもっと増えたらいいなぁ。チャリティランナーへの挑戦を決めた時、まずは自分が「否定しない」大人の一人になろうと思いました。サハラ砂漠マラソンで今井さん(代表の今井紀明)は目標に向かって誠実に、しっかり準備をして完走を果たされました。出会うたびに、どんどん可能性を広げていく今井さん、そしてD×P。高校生ひとりひとりにフォーカスし、「つながり」と「経験」を届けていこうとする活動に、仲間の一人として自分も協力したいと思います。

 

(安居さんのFacebookの投稿より抜粋)

 

 

 

寄付集めはいよいよ終盤戦ですが、安居さんは順調に寄付を集められていますね。

 

—寄付集めに取りかかるのは遅かったですが、Facebookへの投稿を2回しました。特に2回目の投稿では、たくさんの方から応援の言葉とともに寄付をいただくことができました。D×P特製チャリティランナーTシャツの写真を載せたことで、チャレンジのイメージを伝えられたのではないかと思います。また、今井さんがおっしゃっていたように寄付の達成率を標記するというアイディアを取り入れたことも、功を奏したと思っています。

 

 

 

私も安居さんの投稿を見ましたよ。いいね!が230件以上で驚きました…!安居さんに人徳があるからこそ、あっという間に集められたんじゃないかなと思います。
最後に、今回の大阪マラソンの目標を教えてください。

 

うーん、4時間台に走ります!と言いたいところですが、環境が大きく変わり練習不足なので…とりあえず完走します!!

 

 

 

安居さん、ありがとうございました!6度目の大阪マラソン、楽しんでくださいね!

 

 

寄付で応援したい方

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